よい病院の選び方(体験談)
病院の選び方って難しいですよね。
私は20年以上病院に勤務していて、自分が病気にかかったり、健診などで他の病院に行くときは同業であるがゆえ色々なポイントが気になってしまいます。
「いい病院」とはどんなものかを5つのポイントから考えてみたいと思います。※あくまでも個人的な意見です。
1.疾患を診断、治療できるか
まず重要なポイントは疾患を発見できる5.かと言う事です。
素晴らしい名医が居たとしても、子どものお医者さんキットでは十分に診断できないでしょう。
大学病院レベルの設備があっても医師やスタッフが不勉強では宝の持ち腐れです。
両方備わっている施設を見つける必要がありますね。
私の場合はまずGoogleマップで目的の場所付近の病院を調べます。例えば Google MAPの検索欄に「阿佐ヶ谷 眼科」のように入れ、各病院のクチコミ数と、評価を見ます。評価が良くてもクチコミ数が少ないと信用性が低いし、評価が低い場合は問題があるかもしれません。クチコミ内容もサクラ的でないか確認します。その後、webサイトにある先生の経歴をみます。「出身大学ここなんだ、ここの病院で勤務されていたんだ」などをなんとなく把握し、ホームページがわかりやすいか、目的の疾患に対応しているかを判断します。
2.ネット予約対応しているか
ネット予約は今や必須だと思います。予約の混雑状況や電話をかける億劫さから考えて、ネット予約対応している病院は患者視点に立っていると判断します。
3.受付の雰囲気
受付はその病院の第一印象です。恋愛では数秒で判断すると言われるくらい第一印象は重要です。優しかったり、細やかな気配りがあるかどうか、テキパキしているかの3つ揃うとしっかりしている病院だなと感じます。
4.待ち時間は適当か
人気の病院は予約制だとしてもほとんど待つのではないでしょうか。大学病院などでは1時間以上は当たり前です。
公共施設の調査ではヒトのイライラしない待ち時間は30分までとされています。
それ以上待つような場合、院内掲示があったり、受付の気遣いや、待ち時間を忘れさせるサービスがあるとよいと思います。
5.先生の診察はどうか
多少受付が感じ悪かったり、待ち時間があったとしても、先生に満足すればチャラです。(人による)終わり良ければすべて良しです。
私がまた通いたいと思った病院は心臓のクリニックの先生でした。動悸がひどく受診した際、優しい声のトーンで丁寧に問診してくださいました。また、血液検査や、時間のかかるデータについて普通はもう一度受診して説明を聞きに行きますが、その先生は診察中に「今結果が出ていない情報は後でメールしますね」とおっしゃいました。私の常識を超えてきました。
そのメールもスタッフに書かせたようなものではなく、丁寧にデータと文章が書かれておりました。クチコミ等みると、どうやら私だけではないようです。今のところ、特に問題はないですが、また何かあったらかかろうと思います。
独断と偏見で書かせて頂きましたが、病院選びの一つの参考になれば幸いです。