病院へのかかり方
前回はよい病院選びについて書かせて頂きまきたが、今回は医療従事者から見た病院のかからりかたについて3つに分けて書かせて頂きます。
医者や医療従事者も人間
20年以上毎日患者さんに接していると、色々な患者さんを目にします。
緊急の方、長年お悩みの方、定期検査、セカンドオピニオンなどお悩みは多様です。
皆さん辛い症状のなか、忙しく、時間の合間に調整して来院しているわけで、そんな中病院を選んできてくださっている訳で、医療従事者として当然ながら症状や問題を解決し、心境としても全員に満足してお帰り頂けるよう心掛けています。
しかし、医療従事者も人間ですので、表には出しませんが、心の中で色々と思う事がある訳です。
例
お呼びしたら挨拶もしてくださり、診察後ありがとうございますなどの感謝を伝えてくださる方
→この方すごく丁寧だな、うれしいな
検査の時に不満やストレスをぶつけてしまう方
→この方怖いな また、つぎ当たったらどうしよう
診察時にスマホを触ってしまう
診察中に電話に出てしまう
→この方お話し聞いてくださっているのか不安
何か原因があるとしても、高圧的でしたり、こちらのアドバイスを聞いてくださらない場合、医療従事者もストレスを感じます。
例えば、都心の人が多い歩道を歩いていて、そこを自転車がベルをチリンチリン連呼しながら突っ込んできたらいい気はしません。
医療側の対応が悪い場合もありますので、その場合は患者さんも不満ですから、その場合は仕方ないかもしれませんし、医療側はプロなのだから不満を聞くのも仕事かもしれまんが、心は痛みます。
AIが進んで対応できるようになればこのような事もなくなるかもしれませんが、、
症状の伝え方
訴えが多すぎたり、話す内容がまとまっていない場合は、どうしても診察時間が長くなり他の患者さんに影響が出ます。
非常に助かるケースは、問診にお困り事がまとめてあり、いつから、どんな症状が、どのくらい、使っている薬、持病や家族歴などが書かれていると診察時スムーズです。
医療側としては、問診が重要ですので、それ以外にもお話や検査結果、ご本人の様子を見ながらできるだけ患者さんの話を聞いて、こちらも丁寧に説明するべきです。予約や予約外など混み合っている時は満足に対応できないケースもあるかもしれませんが、患者さん側としてこのような事を知ってくださるだけでも非常に助かるのです。
まとめ
病院にかかるときは、私自身気をつけている点ですが以下のようにすると、双方とも円滑かつ満足できるように思います。
・電話予約や受付カウンターでも丁寧に
・問診は時系列と症状を箇条書きに
お薬手帳持参
・つらい検査時やストレスが溜まっても検査員
には高圧的にならない
・余裕があれば挨拶と感謝を伝える(本当に辛
い時は無理)
あくまで個人的な意見ですが、気持ちよく病院を過ごせるように注意すべき点をまとめました。何かの参考になりましたら幸いです。
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