学校再開!
6月から休校が解除されました。
1年が折り返している月なのに、
一回か二回しか行ったことがない
新しい学校、新しいクラスにみんな
嬉しそうに、また不安そうに
通い始めました。
神奈川では
2ヶ月に及ぶ
本当に
長い長い春休み
でした。
その、長い長いお休みの間、支援者は
何をすべきか。
考える時間もなく、とにかく出たとこ勝負で対応してきました。
これがただのお休みじゃないことを理解してもらうには?
夏休みや春休みと違い、本来なら学校に通っている時期だからのんびりダラダラしていい休みじゃない事をわかってもらわなくてはいけない。
学校が始まった時、いかにスムーズに学校に通う生活に馴染めるか、戻れるか。
2ヶ月は本当に長くてずっと気を引き締めて頑張っていた子でも、「もう今日は何もしたくない…」という気持ちになってしまう。
その気持ちに引きずられてしまっては、2ヶ月どころか、今までの、これからの学生時代の全てが無に帰ってしまいます。
毎日モチベーション保ち、学校へ行くことへの意欲を引き上げて維持するには?
勉強はどこまで進めるか。
出された課題でまだやっていないことを指導した時に学校と指導のズレが起こらないか。
来られない子はどうするか。
家ではモチベーションの維持は困難です。
でも毎日1日一回でも
『恐ろしい峠工房園長』
と話をすれば、家での緊張感を作ることができるのでは?
前例がなく緊急性が高いこの事態に対し、現場で見えるそうした課題に
スピード感を持って
(どこかで聞いたような…?)
対応してきました。
そうしてつくづく思ったことは…
生活塾
https://note.com/tougekobo/n/n407e2c5165bd
やっててよかったぁ。
時間外の対応、普通級の子の課題の指導、どんな子でも安心していられる居場所の提供、防疫に対する自然な理解を深める…などなど
必要だ!
と思えたら
何でもやれた!
でも…
まだまだ足りない。
おもちゃを消毒してるだけで1日が終わる。
送迎は多い時は3箇所回って2往復。
早朝から夜まで身動き取れない。
毎日4、5件の学校のホームページを確認。
毎日感染者情報を見て自力登園の子のルートの安全確認。
市からのメールの確認。
今回、大規模な緊急事態だったけど、個人個人での緊急事態だって起こり得る。
それでも必要な支援を
スピード感を持って
(また言ってる)
できる生活塾でありたい。
そのための進化を目指さねばならない時代なのだな
と思いました。
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受け皿のなかった重度障害者の生活・学習・就労訓練から始まり半世紀、近年は増加傾向にあり、対応が追いついていない軽度発達障害、また選択肢の少ない身体障害の人達も住み慣れた地域で生きていけるような自立を支援をしています。よろしくお願いします。