見出し画像

比叡山宗教サミットに寄せて

世界中の様々な宗教や宗派の代表者が集まって平和の祈りを捧げる〝比叡山宗教サミット〟は、今年で35周年を迎えました。

今年のプログラムは、午前中、京都市内で各国のパネリストが、気候変動で宗教者が果たすべき役割について語り、午後に延暦寺に移動。午後3時から「世界平和祈りの式典」が開始されると、天候が急変し、会場横に雷が落ちる土砂降りの雨に。式典は途中で中止されたようです。

「気候変動の問題はまさに容赦なしだということを突きつけられた」(天台宗・阿部宗務総長談)ごとく、気候変動は我々の日々の生活を脅かすまでに深刻化しています。酷暑、電力不足、生態系の変化…私たちが出来るところから、意識的に気をつけていかねばなりません。それこそが〝一隅を照らす〟ということなのですから…。


比叡山宗教サミット35周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い」 https://www.hieizan.or.jp/archives/5387

(住職)

いいなと思ったら応援しよう!