等覚院<公式>

つつじ寺。関東三十六不動霊場第6番札所、東国花の寺百ヶ寺・神奈川5番。 神奈川県 川崎…

等覚院<公式>

つつじ寺。関東三十六不動霊場第6番札所、東国花の寺百ヶ寺・神奈川5番。 神奈川県 川崎市 宮前区 神木本町 1-8-1

最近の記事

11/17(日)【法華八講<第2講>】開催!

昨年の11月に好評を博した「法華八講」から1年。<第2講>が開催の運びとなりました。講師には曹洞宗より藤田一照師をお招きします。 藤田一照(ふじた いっしょう)… 1954年、愛媛県生まれ。 東京大学教育学部教育心理学科を経て、大学院で発達心理学を専攻。 28歳で博士課程を中退し禅道場に入山、得度。33歳で渡米。以来17年半にわたりアメリカで坐禅を指導する。スターバックス、フェイスブックなど、アメリカの大手企業でも坐禅を指導し、曹洞宗国際センター所長を務める (2010~1

    • 10/20(日)第4回「坐禅で安産」開催!

      年2回の定期開催がおなじみになってきた、産前産後の妊婦さん達向けの坐禅会「坐禅で安産!」。この秋は10月20日(日)に実施します。 安産祈願もあわせて行います。 国内でもなかなか例のない取り組み「マタニティ坐禅」は、無理のない体勢で行えます。お気軽にどうぞ。^^ 詳細&お申込は @birthaoba まで! (副住職)

      • つれづれと。。

        今年の夏は残暑が厳しく、一旦涼しくなってからぶり返す暑さには、ホトホト参りました。台風のような大きな力が一気に秋を運んでくる年もあれば、いつの間にか朝晩が冷え込んでくるようなひっそりとした季節の移り変わりもあり、四季は巡っていくよ うです。 さて、2022年から不定期投稿をはじめたこのnoteですが、後から読み返すと「あぁこの頃は○○があったのだな」などといった具合に、その時々の時勢を色濃く反映していることが判ります。 何気ない投稿ですが、こうした日々の記録がいずれ「令和

        • 令和6年(2024)9月19日、お不動さまご巡行<宿:本覚寺様(神奈川県横浜市)>

          令和6年9月19日(木)、横浜市鶴見区獅子ヶ谷の天台宗・本覚寺様へ、当山のお不動さまがご巡行(出開帳)されました。 ご巡行は、厨子に入ったお不動さまの尊像が他所へと出向き、そこで多くの方にご参拝いただき、縁を結ぶ行事です。 これはもともと例年4月に、同じ獅子ヶ谷のお宅がご巡行の「お宿」となって受け継がれてきましたが、継続が難しく宿を返上されるとのことで、このお宅とも縁の深い本覚寺様にご相談差し上げたところ、こころよくお引き受け頂いたものです。 本覚寺は、天和3年(168

        11/17(日)【法華八講<第2講>】開催!

          当山の「つつじ」が記念切手に

          本年2024年は、川崎市が誕生してちょうど100年という年。 これにあわせて「全国都市緑化かわさきフェア」の記念のオリジナルフレーム切手が発売になりました。 市内の緑豊かな図案が何カ所かピックアップされ、当山の「つつじ」も採用に。10月から郵便料金が値上げされる前に発売となる、日本郵便南関東支社管内の最後の記念切手とのこと。 それにしてもハガキ一通が85円と、現在の封書料金を越える額まで値上がり。年賀状離れが進むことでしょう。一通40円台だった頃は遠い昔になりにけり、で

          当山の「つつじ」が記念切手に

          飛鳥の夢舞台

          今年の夏、奈良を訪ねました。 橿原神宮(かしはらじんぐう)、久米寺(くめでら)、飛鳥大仏、石舞台、岡寺、高松塚古墳、橘寺(たちばなでら)・・・日本の古代ロマンの里・飛鳥地方に2泊して駆け足で巡りました。日本文化発祥の地とも言えるこの地は私にとって初めてで、色々と勉強になりました。 櫃原神宮に隣接して、聖徳太子の弟が建立したとされる久米寺があり、その古い縁起と有名な故事“久米の仙人”の話は、ここが出所と初めて知った次第です。 これは『今昔物語集』収録の有名なエピソードです

          第37回 夏休み子供止観(坐禅)会のご報告

          当山で37年以上続く夏の恒例行事「夏休み子供止観(坐禅)会」が、7月24日(水)〜31日(水)の8日間にかけて開催されました。 コロナ禍で2020年は中止、2021~22年は会期を前後半4日ずつに分け参加者を子供のみに限定しました。2023年は久しぶりに8日間、年齢制限なしに開催し、子供から大人までが一堂に会しました。 今年も年齢・人数制限なく実施。未就学のお子さんからご高齢の方まで、連日約30名程の参加で、延べ254人が一緒に坐りました。 今回は、坐禅の後のひとこと法

          第37回 夏休み子供止観(坐禅)会のご報告

          第37回 夏休み子供止観(坐禅)会のご案内

          当山で37年以上続く夏の恒例行事「夏休み子供止観(坐禅)会」。 コロナ禍を経て、本年も年齢・人数制限なく実施いたします。8日間、自由にご参加下さい。 大人の方も歓迎します。 日 程:7月24日(水)〜31日(水) 時 間:毎朝7時〜7時40分(法話有) 参加費:無料 場 所:本堂にて 事前申込不要、5分前までに受付をお済ませ下さい。 (住職)

          第37回 夏休み子供止観(坐禅)会のご案内

          「東急線花御朱印巡り」第2弾が終了しました

          2023年9月16日~2024年5月6日の期間で実施された「東急線花御朱印巡り」第2弾が終了しました。 第1弾は2022年の4月~10月に開催され、その好評を受けての第2弾。今回は半年以上という長丁場で、始まる前は漫然とした印象も受けましたが、蓋を開けてみるとコンスタントにお参りのお人が。冬に失速しましたが寒い時期に出控えるのは自然の流れで、春先以降、多くの方にお参りをいただきました。「暖かくなってきたんで、回ります!」と朗らかにおっしゃる方が多く、この企画は比較的若い年齢

          「東急線花御朱印巡り」第2弾が終了しました

          「令和6年 花説法」開催中!

          2011年よりスタートした「花説法」。 つつじの満開時期、毎回異なる内容で境内で法話をし、今年で13年目を迎えました。今年の主役は“お不動さま”! お花見に来られた方に、少しでも仏法に触れて頂きたく、今年は4月18(木)、20(土)、21(日)、22(月)、24(水)、26(金)、27(土)の計7回にわたって実施します。 各日11時〜15分程、雨天翌日。 聴聞歓迎です。 (副住職 記)

          「令和6年 花説法」開催中!

          ドキュメンタリー映画『旅する不動明王』クラウドファンディング実施中!

          等覚院のお不動さまの「ご巡行(ごじゅんぎょう)」の信仰を描く長編ドキュメンタリー映画は、昨年から本格的に撮影が始まり、もうすぐ一段落。これから編集作業へと移行し、年内の完成を目指しています。 この映画の製作を応援していただける方からのクラウドファンディング(勧募)が3月から始まりました。リターン(返礼品)には「エンドロ ールにお名前を掲載」(2,000円以上)、「特別ご朱印」(3,000円以上)など、さまざま15種類をご用意しました。 締め切りは5/12。寺務所でも直接承

          ドキュメンタリー映画『旅する不動明王』クラウドファンディング実施中!

          4/14(日)第3回「坐禅で安産」開催!

          昨年の6月、10月と開催した「坐禅で安産!」は、好評を得て年2回の定期開催に。産前産後の妊婦さん達向けの坐禅会です。この春は4月14日(日)に実施します。 「マタニティヨガ」はよく聞くけれど、「マタニティ坐禅」は国内でもなかなか例のない取り組み。 無理のない体勢で行えます。お気軽に。 詳細&お申込は @birthaoba までどうぞ^^ (副住職)

          4/14(日)第3回「坐禅で安産」開催!

          風がまだ冷たいとはいえ、すっかり春めいて来ました。 朝の明けるのも早くなり、季節の移り変わりが感じられ、素晴らしい気分です。 日中の陽差しもポカポカで、境内のそこかしこに花が咲き始めています。 草木の芽吹きも急速で、雨の潤いは恵みです。しかしこれは同様に雑草にも慈雨となって、グングンと成長します。一生懸命に地上に出て来た“いのち”ですが、雑草はやはり気になります。そんな時は少しづつ摘むことになりますが、仲々草の成長に追いつきません。そこら中にどんどんと生えてくるのです・・・

          4/8(月)「ブッダバサント」開催!

          4月8日(月)、14時からお釈迦様の生誕をお祝いする「花まつり法要」のあと 15時より奉納演奏が行われます。この奉納演奏は一昨年、昨年と続けてきた企画ですが、今年から「ブッサバサント」と命名。 出演: 松本一哉(音楽家・サウンドアーティスト・ドラマー) 田中悠宇吾(シタール) 法要はどなたでも参加でき、奉納演奏舞の立ち会いも無料です(出演者への心づけは歓迎)。どうぞお参りください。 (副住職 記)

          4/8(月)「ブッダバサント」開催!

          彼岸月によせて

          3月の彼岸会を迎えるにあたり、墓参の供養のため、来し方をふり返り、行くべき道を思念する月としたく、そこでお勤に必ず唱える懺悔文(さんげもん)を改めて味読してみます。 <懺悔文> 懺悔の文 我昔所造諸悪業(がしゃく しょぞう しょあくごう) 我れ昔より造りし所の諸々の悪業は、 皆由無始貪瞋痴(かいゆう むし とんじんち) みな無始の貧・瞋・痴に由る 従身口意之所生(じゅうしんくい ししょしょう) 身と口と意より生ずる所なり、 一切我今皆懺悔(いっさいが こんかいさん

          「藤助さんと幕末」展

          鈴木藤助さんと当院の関係については、山報で以前何度か取り上げましたが、幕末から明治、江戸から東京への大きな転換期に、橘樹郡(たちばなぐん)長尾村(ながおむら)のこの地(現・宮前区神木本町、多摩区長尾)で生きた人々の暮らしが『鈴木藤助日記』に刻明に記されています。 日本の歴史の大きなうねりの中で、時の流れに揉まれながらも人々は懸命に生きていたのです。 そして、等覚院の今の本堂の再建や不動尊の御開帳についてもこの日記から当時の様子をつぶさに窺い知ることができるのです。(上記動

          「藤助さんと幕末」展