笑顔と、笑いの、「最強遺伝子」
本来であれば、今日の交換日記はかーちゃんの番である。
しかし、かーちゃんは、仕事が相当忙しく、
今日は書くことができない。
なので、今回は、とーちゃんが書くことにした。
なんで、ここまで忙しいかというと、
ここ2日ばかり、常勤職員2名が、同時に休んでしまったからだ。
ボクらのような、小規模事業所にとって、
ぶっちゃけ、2人同時の休みは、相当きびしい。
とーちゃん、かーちゃんはもちろん、
休み返上で、ほかの職員さんにも協力をいただいた。
本当に、感謝しかない!
まさに、スクランブル状態であった。
そして、今日まで、何とか乗り切った!
そして、今、仕事を終えたとーちゃんは、
この日記を、事務所で書いているわけだ。
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こんなときでも、かーちゃんは、笑顔である!
というか、いつでも笑顔なのだ。
本当に、すごい人だ!
両手をスリスリして、拝みたくなるのだ!
まさに、
歩く、観音様!
歩く、スマイルマーク!
歩く、はるな愛!
なのだ。
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そう、今から10年以上前。
とーちゃんは、ある福祉イベントの司会をした。
舞台の上から見ると、人の表情はさまざまである。
顔が、
どうみても、怒っている人。
どうみても、睨んでいる人。
どうみても、眠そうな人。
どうみても、無表情な人。
そんな中に、
どうみても、笑っている人を見つけた。
何が面白いのだろう?
と思いながらも、その人がいてくれたおかげで、
司会を、うまく終わらせることができたのだ。
それが、かーちゃんだった。
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かーちゃんの、かーちゃん。
分かりにくいので、サッチーと呼ぶ。
初めてサッチーに会ったときに、
その笑顔の遺伝子が、
そこから受け継がれていることを、
確信した。
「瓜二つの笑顔」だったからだ。
そして、かーちゃんのとーちゃん。
分かりにくいので、てるじいと呼ぶ。
初めて、てるじいに会ったときに、
そのユーモアの遺伝子が、
そこから受け継がれていることを、
確信した。
「明るさが瓜二つ」だったからだ。
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そんな、サッチーとてるじい。
2人とも、今は天国にいる。
かーちゃんという、素晴らしい作品を残して、
90歳代半ばで、旅立っていった。
そして、その遺伝子は、
特に、アメリカに住む、次女ダー子が、
一番色濃く引き継いでいる。
こうやって、遺伝子は、引き継がれてゆく。