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代表が幾度となく経験した「無駄な商談」とCEOcloneの誕生
こんにちは。タッチスポットHRマネージャーの小林です。
タッチスポットは、2015年設立から2021年までインタラクティブ動画事業とWebマーケティングコンサルを主軸に走り続け、2022年に『CEOclone』を公開し、現在は総勢22名のメンバーで開発・運営をしています。
「意味のないアポは生むべきでない。」「無駄な商談を減らし、有効商談を増やす。」
代表の水嶋は、これまでの営業経験とインタラクティブ動画の知見をもとに『CEOclone』を開発したと語ります。
タッチスポットはどのようにして誕生したのか。
『CEOclone』の構想へはどのようにして行き着いたのか。
水嶋自らに当時を振り返って答えていただきました。
代表プロフィール
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代表取締役社長 水嶋泰一
2016年4月より株式会社ミクシィにてリアルマーケティング+Webマーケティングに従事。 2018年、タッチスポット代表取締役社長に就任し、2020年にはインタラクティブ動画を活用した、従業員20名規模のマーケティング支援会社に成長。 インタラクティブ動画の先駆者としてマーケティング企画から設計までを5年間行った後、そのノウハウを最大限活用し、自身が感じていた営業課題から着想を得た『CEOclone』を2022年11月より展開。 顧客ごとの課題を深く理解し、営業だけでなくマーケティングの観点からの提案も行う。戦略構築から導入後の活用方法まで幅広くサポートしている。
業務委託から代表取締役社長へ
- タッチスポットには、どのような流れで入社しCEOへ?
私がミクシィを卒業し、フリーになったタイミングで、「インタラクティブ動画サービスの会社をやっているから手伝って欲しい」と誘われ、2017年に週2日の外部コンサルというか業務委託的な立ち位置でタッチスポットに関わり始めました。その中で、ファイナンスや採用、プロダクトディレクションから営業戦略立案まで全てをこなして会社として成り立っていなかった状況を少しずつ会社としての体を成すまでに成長させた結果、いつの間にか代表取締役社長に就任してました。
余談ですが、その時にミクシィ時代の同僚だった齋藤(現CTO)と、幼稚園からの付き合いである犀川(現取締役)にも声をかけ、今のタッチスポットの土台が出来上がりました。
「既存事業をさらに進化させた新プロダクトの誕生」
- 『CEOclone』というサービスはどのように思いついたのでしょう?
2020年まで『インタラクティブ動画』と『Webマーケ事業』の2本柱で続けてきたものの、2021年に入ってコロナの影響もあり、新規案件獲得以前に営業や商談が思うようにできない中、この新しい時代の波に乗るための武器を日々考えていました。
そんなある日の夜中2時ごろ、自分でもなぜあのタイミングだったのかはわからないのですが、突然頭がフル回転して、小一時間で『CEOclone』の構想をテキストでブワーっと書いて、Slackの経営陣グループに送っていました。
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既存事業の営業に際して架電や商談の代行サービスなどを使っていて、アポ数はもちろん、組んでいただく商談に対して満足いく結果を得られることがなく、投資に対してのリターンを十分に得ることができていませんでした。資金繰りも本格的に厳しくなり、追い込まれた状態が続いていたときにふと、「アポ数にばかり気を取られて、質の低いアポでも増やそうとするのは違う」と思ったんです。
当時、私は社内にも営業代行先にも「アポを増やそう」と口酸っぱく言っていましたが、受注や契約に繋がらない無駄な商談では意味がないし、そんなアポはしない方がいいですよね。
そこで、
「とりあえずアポを取る、という営業の当たり前は当たり前か」
「関心の無い相手との意味のないアポをどうやったら無くせるのか」ということを改めて自分に問いかけたときに、
「この世から無駄なアポを無くし、もっと営業をヘルシーにすべきだ。」
と思ったんですよね。
ここでいう「ヘルシーな営業」=「ストレスや無駄のない営業」といったニュアンスで捉えていただけると。
そのあとの『CEOclone』の構成はほんとあっという間に出来上がった感じです。互いになんの情報も持たず、準備もできないアポに時間を使うべきではないという強い想いがそこにはありましたね。
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『CEOclone』
トップセールスの商談を、Web上にインタラクティブな商談体験として再現することで、URL一つで人間に代わって営業活動をサポートするプラットフォーム。
顧客の視聴行動を通じた興味データやヒアリング結果が事前収集でき、ホットリードの発見/各顧客に合ったアプローチが即座に可能。
収集した興味データは、提供する管理画面から確認できるほか、各種CRMツールと連携可能で、既存業務フローへの組み込みもスムーズ。
リードタイム75%削減や、テレアポ獲得率45%など高い効果を出している。
「事実は受け入れるが落ち込まない」
- 創業の話とはお題を変えて、水嶋さん個人についても伺いたいです。会社のトップとして多くの壁やシビアな問題を背負いながらも、『CEOclone』という新プロダクトへ舵を切り、資金調達も同時に推進させるその原動力ってなんですか?
「水嶋を一言で表すと?」という質問に対する社員からの回答
・頼れるキャプテン
・ストイック
・パワフル
・太陽
・不屈
原動力とかないです(笑)
これまで生きてきて、あまりモチベーションとか考えたことないですし、メンタルが落ちるみたいな経験もないんですよね。「今日ダメだったな」とかもなく、基本メンタルはどんな時も同じです。落ち込むことに時間を使うなら、「上手くいかなかった原因は何か」「どうすれば成功できたのか」など、頭を使うことのほうが楽しいと思ってます。
周りからは「テンションが高い」とか「メンタルが強い」とも言われますが、私にとってはこれが普通であって、外的要因でなにか落ちたり上がったりもすることもないんですよね。
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- 新卒の頃から現在に至るまで、失敗とか挫折で落ち込んだこともないんですか?
ないです。もちろん、新卒の時にめっちゃ怒られて「事実これができてなかったな」とかはありましたよ。
でもそこで感情的になったり、俺ってダメだなとかは一切考えないというか。できなかった事実を受け入れるだけです。
まぁ、ここからが勝負なんでメンバーに求める事のレベルは高くなります。失敗だったり落ち込んだりはあると思いますが、その度に自分を卑下するのではなく、自身の成長の糧にして、ついて来てもらえると嬉しいですね。
-水嶋さん、ありがとうございました!
今回は『CEOclone』の1周年を迎え、資金調達を達成し、これから会社が大きく動くこのタイミングで改めて、代表水嶋のタッチスポットへの参画から『CEOclone』誕生までをインタビューしました。
今後は事業やプロダクトを支える経営陣や他メンバーへのインタビューも発信してまいります。
我々は『CEOclone』の発展と普及が、商談・面談・面接など世の中に起こる二者間のコミュニケーションのあり方の「もっと美しい解」に繋がると信じてサービスの改善に邁進しております。『CEOclone』事業の拡大に向け、一丸となって進化していきますので、今後の発展にご期待ください!
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