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祝日に想うー人材と人財…本音は!?[20240320]
今日は春分の日で日本は祝日だったが、わたしはお蔭様でクライアントとの電話会議だった。
クライアントの業種は様々で、祝日でも会社稼働日になっているところもある。
いただくご相談も、業種特有のものもあるが(根底は)共通なものも多い。
その中でも、人材育成は最たる案件と言えるかもしれない。
「人材」を「人財」と表記したりする企業もよく見かける。
ただその実態は「本当に社員の将来を考えているのか!?」と思ってしまうことも多い。
企業トップが恰好をつけたいだけなのか、想いと実践が伴わないのかはわからない。
まあ、多くは後者だと思いたいが。
して、電話会議の内容も人材育成についてだった。
まずは自社の戦略を実行するために不足している人材はどのようなものかを定義する。
戦略実行のために必要な人材なのだから、可能ならば既存社員の育成をしたいところだ。
(コンサルタントとしては、私達のような外部リソースを多いに活用いただきたいところもあるが)
そういうことなので、必要と思われるスキルと見合ったトレーニングをご紹介した。
すると…。
「研修を受講させたい人は業務が多忙で時間を取るのが難しい」
「研修費用が計画に入っていない」
どうしたいの!?
社員が勝手に勉強してくれるような、魔法のフレームワーク(呪文!?)があるとでも思うのだろうか。
ただでさえ、日本の社会人は自主的に学ぶ時間はとても少ないと言われているのに。
合同会社タッチコア 小西一有