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ウィズコロナを乗り切るための切り札“ふれあいのメソッド”Vol.12

 こんにちは、野口花琉実です。ご清覧ありがとうございます。
 さて、花琉実メソッドふれあいの理念紹介も終盤にはいりました。いよいよ次の、実技編に入る前に、必要にして不可欠な要素についてお話したいと思います。
 ホメオスタシスは、三本の柱で形成されていると言われます。自立神経系と免疫系、そしてご紹介してきたホルモンですよね。その最後の砦“免疫系”について、触れてみましょう。

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免疫系
 ホメオスタシスの促進の残された強力な砦は、免疫系ですね。
 自己治癒力と言ってもよいでしょう。さまざまな器官がさまざまに備わった機能を駆使して協力し合い、病原菌や物理的な攻撃から身体を保護するシステムは、人間が生命を維持する上で、必須な根幹の機能といっても良いでしょう。
 この免疫系は二つの機能“自然免疫”と“獲得免疫”からなっているシステムです。自然免疫は侵入者に対して初期対応する防衛線であり、獲得免疫は、特定の侵入者に対し、それを排除するように働く、高度なシステムです。自然免疫であるマクロファジやNK細胞に対して、獲得免疫は文字のとおり侵入菌を直接攻撃するのに対して、異物化し闊歩する樹状細胞に対しての効果的な攻撃をT細胞やB細胞に樹状細胞が伝達・教育するという特異なシステムでなのです。

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免疫系の働きを高める
 では、この免疫系の働きを高める、とはどういうことでしょうか。
 免疫系の働きが維持・強化できるように環境を整えること。それが免疫系の働きを高めることにほか、ありません。例えば、悪玉菌を抑止するために、善玉菌を増やす。温度が下がり働けなくなる機能喪失が起きないよう、体温維持につとめる、などなどです。

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花琉実メソッドふれあいでは
 花琉実メソッドふれあいにおける、免疫系強化のポイントは、生活に落とし込みやすい基本パターンにあります。ふれあいのルーティーンを、生活レベルに落とし込んで継続しやすいシンプルな基本メソッドの設計こそ、花琉実メソッドふれあいのウリでもあります。
 具体的には次章にゆずることとして、その仕組みをご紹介しましょう。まず基本のメソッドが複雑で難しいメソッドであると、長続きいたしません。逆にシンプルな、これだけやっていれば、オキシトシンによる潤いと、βエンドルフィンによる快感を出し続けられる…、そんな設計が効果の高いメソッドになるわけです。
 もちろん、触れる世界はデープです。なぜなら、温度や湿度、環境などさまざまな外的な要因と、心理的な状況を考慮しなければなりませんので、必然的にメソッドも、あらゆる条件に対応したメソッドたりえるためには、組み合わせを利用しなければなりません。つまり、自分が自分にふれあうメソッドから、児童虐待、DVやいじめ体験を克服したいメソッド、あるいはカップリングの組み合わせによって、パートナー、夫婦、親子、孫子といった関係のそれぞれに適したメソッドといった、前提条件に対して効果の高いメソッドを用意し、それを組み合わせて利用していただくことで、最大限の効果を図ることができるのです。

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 基本のメソッドとしての前提条件は、免疫系の働きを高め、自律神経系や内分泌系の機能を強化することで発揮される効果を、いかに生活に落とし込みやすくしているか、であります。できればそこを体感した上で、パートナーとのメソッドに移行すれば、効果は劇的に向上します。
 そして、鍵は、メソッドをおこなうという行為を、毎日続けて生活習慣に落とし込む。それさえできれば、体内環境において、良質なホメオスタシスが実現することとなります。
さてさて、次回はその、基本的なメソッドから紹介を始めましょう。

 野口花琉実でした。

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