毎日の朝練
倅は2年生で友達に誘われたことがきっかけで野球を始めました。
小学校1年生までは公園で私とキャッチボールをするくらい、親子ともに楽しんで始めた野球でしたが、仲のよい友達に「野球しようよ」と誘われたことが余程嬉しかったらしく、徐々に野球にのめり込んでいくようになりました。
2年生時~3年生時は殆ど試合に出ることもなく、もっぱら控え。父もそれでも楽しんでくれればいいや、身体も鍛えられるし、程度に思っていました。
ただ、4年生になり、ようやくジュニアチームでの試合に出られるようになってからは「うまくなりたい」「勝ちたい」思いが強くなりました。
チームは公式戦で5年間勝利なしの弱小チーム。その中でも3年生まで試合に出られるない倅は、超初心者レベル。しかし4年生は9人いないので、自然に試合に出ることになります。やるからには勝ちたい。そんな想いから自然と親子で練習するようになりました。
丁度コロナと時を同じくし、3年生の春先からまずはゴロ捕球の練習をするようになりました。みんなが練習していない間こそ、チームメイトとの差を埋めていくチャンス。そうやって、学童野球の練習前後に自主練をするようになりました。
練習を続け、地肩の強さからなんとピッチャーをやらせてもらえるようになった倅。楽しいので自然と親子ともに熱が入ります。なんと春季大会初戦で先発、チームは5年ぶりの勝利。倅は初の公式戦登板で初完封をすることに。
その後チームは快進撃を続けます。でも倅はなかなかヒットが打てない。そんな中始まったのが親子での朝練でした。
平日の朝6:30~、週末はチーム練習前。
平日の朝は時間がないので30分程度。4年生から続けた朝練もまもなく2年を迎えようとしています。
一気にうまくなろうとするのではなく、反復しながらコツコツと続けることが大切。そうやって続けてきた朝練でしたが、仕事で忙しい親子のコミュニケーションにも貢献してくれました。
私自身が野球の練習知識がなく、Youtubeや本、友人から学んだことを倅と一緒に実戦していく日々。
継続は力、倅はその後5年生でレギュラーチームの先発ピッチャーになり、今も6年生で野球を続けています。その朝練・自主練の中で気づいたことや、思ったこと、考えたことについて綴っていこうと思います。