中国語15ヶ月目ー蔡依林“玫瑰少年” in THE FIRST TAKEー
今月は私の好きなアーティストがFirstTakeに出場したのでその記念に先に中国語コンテンツを先に入れます。
1.今月の中国語コンテンツ
蔡依林“玫瑰少年” in THE FIRST TAKE
FirstTakeに蔡依林が登場して、それも"玫瑰少年"を歌ってくれたことに感激です。何度かこのシリーズで紹介している曲ですが最初に中国語文化に興味を持った曲の1つです。いつか、絶対にこの曲を丸々紹介した記事を書きたいと思っているのですがなかなか思いが強すぎて書けていません。
[Jolin Tsai 蔡依林]
1999年にデビュー、現在も第一線で活躍し続けるC-POP界の”Queen”
彼女のすごい点が、大衆歌手で居続けながらLGBTQやマイノリティーについての声を上げ続けたこと。2019年に同性婚が合法化する5年前の2014年にはLGBTQについてテーマにした曲「不一樣又怎樣」を発表。
[玫瑰少年]
2000年に「女らしい」といじめを受け15歳で亡くなった葉永鋕をモデルにした曲。この事件がきっかけに台湾では2004年には「性別平等教育法」が制定された。この曲で2019年蔡依林は 中華圏に多大な影響をもたらす音楽賞”金曲獎”で年度歌曲獎 を受賞。歌詞はC-POPでこれまた絶大な影響を持つ5人組バンド五月天(Mayday)のボーカル阿信との共同作詞。
その中でも1番好きな歌詞↓
曲を通して自分の考えを表現し続ける彼女の姿勢が見える、金曲獎の受賞スピーチ。忘れないように心に刻んでおきたい言葉です。
2.今月の気づき
(1)登れないと思った山にするっと登る時
6月序盤、仕事の関係で中国語の勉強がほぼストップした時期がありました(大体2週間)。ルーティンである'SuperChinese'も'筆記'もできなくなり、動画も日本語、韓国語のみ。唯一の中国のレッスンも集中力が続かずストップ。
「ここ最近中国語が勉強出来ていない」と感じるほど。
そしてその山が抜けて抜けてまた感じる「あれ?なんか前より確実に喋れているのでは?」と思う瞬間がやってきました。
よく考えてみると「あれ?なんか前より私喋れるようになってない?」と実感する時は毎回その前に低迷期があるような気がします。
そこで過去の中国語学習日記を参照して、成長実感がどのくらい感じているのか調べてみました。といっても雑多にその時の気持ちを書いたもので決まったフォーマットがあるわけではないので以下のように大体な基準を設けてみました。
↓するとこんなグラフになりました。
感覚的に3、4ヶ月の周期で回っているような感覚がありましたが、私の感覚は過去の文章からみてもあながち間違ってなさそうです。
では今回は具体的にどんな成長の実感があったのか。
今回の実感は特にスピーキングで実感しました。
①HSK4級の接続詞、副詞を会話の中で使用
例えば今までだったら
このように簡単な文章を繋げて会話してたのですが、
“即使” : たとえ〜だとしても を使って
というふうに文章を作って会話で話すことができるようになりました。
②動画を見ながらわからない単語の書き出しができる。
今まで普通に動画を見ていてもわからない単語が多すぎて、わからない単語を書き出すことが不可能だったのですが最近はそれが可能になってきました。
例えばこの動画でわからなかった単語を書き出してみると
树立 [shù lì] (目標を)立てる
掩盖 [yǎn gài] 覆い隠す
空窗期 [kōng chuāng qī] 空白期
标签 [biāo qiān] ラベル
探究 [tàn jiū ] 探求
という結果になりました。わからない単語も自分で書き取れるようになったほどになったんだなぁと思い、感慨深い思いに。もちろん簡単で短い動画だからこれくらいの単語数だけれども少しでも成長を感じることに。思ったよりこういう小さな進歩が嬉しかったりするものです。特にこの段階に入ると比較的単語を覚えるのがスムーズになったりするからです。
(2)客観的に見つめる
今回の集計を通して、後で客観的に振り返ることができるようにデータが残るようにしておきたいなと思うようになりました。今回は主観的な記録ではありますがこうやって中国語学習の記録を毎月Noteに載せることでどのような気持ちの変化があったのかということを振り返ることができました。けれど、あくまでも主観的な話。これからの自分のためにもデータという力を借りて自分の客観化を行っていきたいと思います。
また、もう2023年もいつの間にか半分が過ぎようとしています。最初に建てた目標「質の追求」が実行に移せているのか。どのように改善できるのかという点をあまり意識せずに半年過ぎてしまったように思うので、その目標をどのように達成していくかという点を来月からは意識して勉強していきたいと思います。