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アメリカ大統領選挙を知ろう

今年は11月にアメリカ大統領選挙🇺🇸がありますね。
誰が大統領になるかで、その後とられる政策もガラッと変わってくるので、誰が次期アメリカ大統領になるか注目ですね🙌

自分は日本株しかしないから関係ないし…
なんて思っている方はいないですよね?😌
「アメリカがくしゃみをすると、日本も風邪をひく」といった言葉があるように、経済大国アメリカの動きは日本を含め、世界中に大きな影響を与えます。
日本株にしか投資していない人も、今後の投資戦略に活かせる内容があると思うので、この機会に学んでいきましょう😁
まずはアメリカ大統領がどう決まるのかから見ていきたいと思います!

※本記事はお勉強した内容のアウトプット記事になるので、もう既に知ってるよー!という基本的な内容ばかりかもしれませんがご容赦ください🙇‍♂️

アメリカの大統領選挙制度について

■基本情報
・4年に一度、オリンピックイヤーに実施
・11月の第一月曜日の次の火曜日に投票(今回は2024年11月5日)
・有権者は事前に登録した18歳以上のアメリカ国民
・州ごとに投票を行い、勝者は州に割り当てられた選挙人を獲得
・選挙人総数538人の内、過半数を獲得した候補者が次期大統領となる
・立候補資格は「35歳以上」「アメリカ生まれ」「アメリカに14年以上在住」

18歳以上であれば誰でも投票ができる日本とは違って、アメリカでは投票するために事前の登録が必要なんですね🤔

大統領が決まるまでの流れ

基本的な流れは以下の通り

  1. 各党で候補者を選ぶ

  2. 全国大会にて、党の代表となる候補者を選出する

  3. 本選挙により次期大統領を決める

①各党(民主党、共和党)で候補者を選ぶ
両党の候補者の指名は、一般党員の代理人となる「代議員」による投票により決められる。代議員を選ぶために予備選や党員集会が開かれるが、予備選をするのか党員集会をするのかは州によって異なる。
※今回の民主党のように、現職の大統領が2期目に挑む場合も各州で党員集会や予備選があるが、有力な対抗馬がいないことが多く、その場合形式的な手続きのみとなる。

予備選と党員集会の説明は以下の通り
予備選:普通の選挙に近く、投票所にて有権者による無記名投票で代議員が決定する。多くの州が予備選による代議員選びを採用している。
党員集会:地区ごとに有権者が集まり、話し合いなどで代議員を選ぶ。最終的な支持数に応じて、その地区に割り当てられた代議員数を配分する。

2024年3月15日現在は、ちょうど候補者を決めてる辺りです。
ちょうど先日の3/5(火)に、多くの州が同時に予備選を実施する「スーパーチューズデー」と呼ばれる日がありました。テキサス州やカリフォルニア州などで一斉に予備選挙が実施されましたね。
その結果を受け、共和党はドナルド・トランプ氏の候補がほぼ確定的となりました。

共和党の各候補の獲得代議員数はコチラ(https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/candidate/)

②全国大会にて、党の代表となる候補者を選出する
2大政党の大統領候補が正式に指名されるのがこのタイミング。全国大会では、各党ごとの候補者が演説を行うが、事前の予備選で指名候補はほぼ確定しているため、有権者への政策のアピールという意味合いが強い。また、副大統領候補が未公表の場合は、全国大会にて判明する。

③本選挙
11月5日に本選挙が行われる。有権者は民主党、共和党などの候補者に投票する。しかし、単純に得票数の多い候補者が勝者となるわけではない。
投票結果は州ごとに集計され、州単位で勝敗が決まる。州で勝った候補者は、その州に割り当てられた選挙人を獲得する。州ごとに選挙人の数はバラバラで、概ね人口に応じて選挙人の数が割り当てられている。
全538人の選挙人の内、過半数の270人以上を獲得した候補者が次期大統領となる。

各州の選挙人マップ(出展:https://news.yahoo.co.jp/articles/8a4a43767106dac5b95b05c792691ef8bc57fb3f/images/000)

上の図のように、人口に応じて選挙人が割り当てられているんですね👀
選挙人の数が多い州でいかに戦うかがカギになりそうです😎

各党の候補者

民主党候補者は、現大統領のバイデン氏が2期目に臨むため、他の候補者はいない。共和党も3/15時点で前大統領のトランプ氏の候補確定が濃厚。

各党の候補者を見てみましょう

民主党:ジョー・バイデン氏

民主党候補、ジョー・バイデン氏(出展:https://www.yomiuri.co.jp/world/20240313-OYT1T50134/)

アメリカ史上最高齢の大統領。現在81歳。健康状態を不安視する声も。
気候変動対策を最優先課題に掲げ、トランプ政権で離脱した温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に復帰。WHO=世界保健機関からの脱退も撤回し、新型コロナウイルス対策に国際社会と協調して取り組んだほか、移民政策や「オバマケア」と呼ばれる医療保険制度の拡充などでも大統領の権限で新たな政策を打ち出した。

共和党:ドナルド・トランプ氏

共和党候補、ドナルド・トランプ氏(出展:https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20240306-OYT1I50125/)

不動産業を継いで実業家となり、「不動産王」の異名もある。初の政治経験のない大統領として2017年に第45代アメリカ大統領に。現在77歳。
「アメリカ第一主義」を基本理念に、保護主義的な貿易政策を推し進めた。

二人とも結構お年を召していますね😅どちらが次期大統領になったとしても、ここから4年間健康でいて欲しいものです。
この歳になってもバイタリティ高くいたいですね

株式市場への影響は?

大統領選におけるパフォーマンス(4年周期)

4年周期の大統領選において、選挙年別の平均パフォーマンスを見てみます。

日経平均の選挙年別平均パフォーマンス(出展:https://fintos.jp/page/127897)

結果から見ると、選挙前年と、選挙の年は、平均のパフォーマンスを大きく上回ってますね。
選挙前年の去年は確かに大きく株高となったので、今年も同じようなパフォーマンスを期待したいですね♪😁

恩恵のありそうなセクターは?

どちらの候補者が勝利するかで政策が変わり、その結果追い風となるセクターは変わってきそうです。

現職のバイデン氏といえば、気候変動に対する対策に非常に力を入れており、EVの税制優遇や脱炭素への投資が主だった政策の1つだと言えます。
したがって、クリーンエネルギーに関連するセクターにとっては追い風になりそうです。

トランプ氏に関しては、公約集「アジェンダ47」から紐解いてみました。

アジェンダ47(出展:https://www.smd-am.co.jp/market/ichikawa/2024/03/irepo240308.pdf)

少し細かいですが、中身を見ると「エネルギー」「電力」「自動車」といったキーワードが見れますね。他には、中国への厳しい規制をしく姿勢が窺えます。詳細はリンクのPDFをご確認ください。

今後のスケジュール

2024年 7/15~7/18:共和党大会→正式に共和党の候補者が決定
2024年 8/19~8/22:民主党大会→正式に民主党の候補者が決定
2024年 11/5:大統領選挙 投開票日
2025年 1/20:大統領就任式

まずは全国大会で、各候補者がどんなアピールを有権者にするのか要注目ですね👀

まとめ

大統領選の概要と株式市場への影響について軽く振り返ってみました📝
一般常識として知っておきたい内容から、深掘りすると面白そうな内容までやはり奥が深いですね。

投資寺内でも、「アメリカ大統領選」は今年の注目テーマの1つとなっているため、どのセクター、どの銘柄がくるかの深掘りを勉強会等で行っていくつもりです📚

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