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母とわたし、認知症患者と支援者の歩み
2025.2.4update
これから何が起きるか不安だったわたしが知りたかった、認知症の進行とともにやってきた色々を書き留めます。
つまりただの介護ログ。
独居・社交的ではない母と認知症(とわたし)の歩み。
物忘れ受診前
2021年 距離的な意味で近い家族が違和感を感じる
2021年末
強い違和感をわたしが感じる。
私と母はあまり相性がよくなく、うまく対話できない。そのため病院には連れていけず。
別居の妹が実家に帰省した際に通院を依頼したが、1ヶ月の同居期間では特に違和感を感じなかった模様。
連れていってもらえず。
このあたりのことは以下にまとめています。
物忘れ診察後(認知症手前の「MCI」期)
2022年 たまに接触する家族も違和感を感じる
2022年末
別居の妹がこの年も帰省して母とひと月ほど同居。
さすがに違和感を感じたとのことで病院に引っ張っていき、認知症一歩手前のやつ(軽度認知障害:MCI)と診断がおりる
私は「これで軽度…????」ってなる。
どうやらテストで年齢平均よりも良い点を叩き出したらしい。
私が伝えた状況証拠での診断だった模様。
2023年 介護サービス利用開始
2023年始
介護サービスの利用スタートに向けて動き始める。
まずは介護認定(容態がどんなもんか調査員さんによる聞き取りが行われる)をしてもらう必要がある。
が、介護サービスと要支援者をつなげるハブである包括支援センターとの連携がうまく行かずしばらくほったらかし・役所⇆包括の板挟みを経験したりする。
からの、やっとこさ認定調査。要介護1。
母が現金をものすごい規模でどこかにやったのはこの辺りのこと。
この頃にはお金のことで警察にも相談に行ったりしてる。
2023年夏
ようやくケアマネさんの担当がつく!!
デイサービスに通い始める。
コミュニティの再構築を拒否していた母にとって、やっとの社会復帰でもある。
主治医もとうとう「これは認知症ですね」、となりはじめる
2024年 高ポイントをたたき出してきた母の長谷川式(認知力テスト)もとうとう化けの皮が剝がれ・・実際の姿が見えてくる。
2024年1年をかけて、デイサービスを増やしたり、家に来てくれる介護支援者であるヘルパーさんを増やしたり。
デイサービス週4、ヘルパーさん1時間/週2で落ち着く。
だいたいそれで7万円/月くらい。
年末には認知力をはかるテストの点数がガタ落ち。
減塩してね、というのが守れず、食事の買い物もだいぶ様子がおかしくなってきて配食サービスも開始。
最初は冷食を買ってたんだけど14食を1週間満たずで食べきる事案発生。
(1日1食と約束してる)
で、少しだけコストは上がるけど平日のみコープの配食に切り替え。
毎日もってきてくれるのでよい。
最初からこうしたらよかったんや…
在宅介護、終わりに向かう
2025年 「これは『認知症患者の家族っぽいな』」イベント発生。
2025年始に、部屋から抜け出し、半日見つからないという警察のお世話案件発生。
そのときに転倒して膝の半月板粉砕骨折。
手術自体は難しいものではないからと2泊で退院となることを知る。
なお本人は大混乱時代。
到底自宅に戻すことはできないとケアマネさんに相談し、奔走してもらった。
なんとかショートステイに入る。
その間にグループホーム決め。奇跡的に1番良いと感じたグループホームに空きがあり、秒で申し込む。
2週間ほどのショートステイ後、入居予定。
グループホームでコロナ感染者が複数でて入居1週間ずれる。
2025年始は本当に怒涛だった。