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とりいそぎ自分を変えていくアプローチは『周りの5人』
ジム・ローン氏が唱える『一緒にいる時間の長い5名の人物……それらを平均化した人間が自分である』という理屈。
確かに多くの実例が脳裏に浮かび、いたく共感します。
いまの自分を知る(または相手を探る)には、わかりやすい着眼ともいえましょう。
私は企業研修の講師を生業としています。
さまざまな業種の企業へ出かけては、そこで学びの場をこしらえる仕事です。- 今年で開業20年。まったくもって感謝です!-
そんな講師業を務める中で常に得るのは、受講される方々は知らず知らずに自らの職場を背負ってやって来るなぁという実感です。
同じ会社なのに、研修会場へ入ってくる際に「おはようございます」と発声する人とそうでない人。
おそらくその態度は、自ら所属する職場にいる人たちの様子をミラーリングしているかのようです。本人は気づかないうちに……。
周囲の人たちから受ける影響としては、日常的な行動がまず似ていくのでしょうね。
まさしく朱に交われば赤くなるわけです。
そんな作用をうまく使うのであれば……
絵が上手くなりたければ、プロの絵描きさんを囲む場へ出かける。
若さを保ちたければ、若い世代が集う場へと赴く。
煙草を止めたければ、愛煙家とは距離を置く。
自分を望む方向へ導くために、まずは時を同じくする人物をチョイスしてみるのも”考えよう”ですね。