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とっちゃんは小学生

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とっちゃんは1年生になる時、港の町に引っ越した。 海が目の前!
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2023年7月の記事一覧

「朝ごはんはウニ丼にしよう」

 まだ漁業権がうるさくなかった頃の話だ。  家の前の浜で、海を睨んでいると(天気をみてい…

はるこ
1年前
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母のシャクナゲ

 かあさんはシャクナゲが好きだっけど、山野草であるシャクナゲはなかなか庭で咲かなかった。…

はるこ
1年前
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かあさんが村(実家)に作った花壇

 かあさんは花が好きだったから、花壇を作った。  港の宿舎でもフラックスだのコスモスだの…

はるこ
1年前
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夏の花壇

 かあさんは花が好きだったから、港の家に花壇を作った。  坂上の家で、花壇は国道からも見…

はるこ
1年前
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引っ越し

 とっちゃんが一年生になるタイミングで、おとうさんが港の町に転勤になった。  村は住所表…

はるこ
1年前
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コンブ漁

 とっちゃんの親戚が襟裳岬へ行く途中の町にいた。コンブ漁をやっていた。夏になると、かあさ…

はるこ
1年前

浜の焚火/小学生

 浜で泳ぐのは楽しい。  だけど、北海道では寒すぎる。  というわけで、海水浴に焚火は必需品。焚火をしないで泳いじゃダメ、と決まっている。  焚火の薪は海岸に無尽蔵にあった。流木。  流木、社長のおっちゃんとかは、拾って玄関に飾ってたけど、とっちゃんたちは惜しみなく燃やす。ウニ焼きは定番のオヤツ。  さて、焚火のルール。  4年生以上なら、自分(一人)で焚火を作っていい。  危なくない場所を見定めて(大体毎回決まってるけどね)、流木を集めて火をつける。火燃しには白樺の皮なん

朝飯前は釣りの時間。

 春になると。朝が開けると。とっちゃんは浜へ行く。  ※春でなくても夏でも秋でも。冬が開…

はるこ
1年前