私があの子を幸せにしたかった。「VIVANT」⑨ただの感想
やってきました。みんなが待ち侘びた「VIVANT」9話。最終回目前です。
ベキ(役所広司)と食事をする機会があると知り、8時間かけて赤飯を用意したという乃木(堺雅人)。
8時間!!!長い!!!
料理にそんな時間かけられるなんて乃木すごいな〜。
…いや、違う。
「VIVANT」でそんなどうでもいいこと言ってる場合じゃない。「真夏のシンデレラ」と同じテンションで書いてちゃダメなやつだ。
なんかもっと、みんながやってる考察みたいなやつを書かないと…。
テントは高純度のフローライトを手に入れるために土地を買い占めているらしい。フローライトが手に入れば孤児や貧しい人たちを長く救えるってことみたいです。
土地の購入にあと42億円も必要らしく、石炭処理工場の爆破を検討するテント。
可能な限り被害を最小限にしようとしている姿を見て、乃木が別班の機密情報を使い、被害者を出さない形で巨額の金を手に入れると宣言。
乃木が半沢並みに信用取引の話を丁寧にしてくれましたが、脳が「あ、難しい話でてきた…」と意識を遠のかせてきました。
なんとか作戦は上手く行き(←説明雑)、ついに明かされるベキの過去がもう…
壮絶。壮絶以外の何者でもない。
公安って、こんな大変で、こんなあっさり捨てられてしまうの?『名探偵コナン』の安室透(公安です)は大丈夫なの?黒の組織に潜入捜査までしてるけど、奴らにスパイだって気付かれたら誰かちゃんと助けに来てくれるの?気付かれた自分にも責任あるから仕方ないとか思いそうだけど絶対やめてよ?
あのヘリ。
若かりしベキ(林遣都)も奥さんの明美(高梨臨)もまだ小さい憂助かかえて頑張ってきたんだぞ!公安が助けてくれるって信じてたんだぞ!なのに…
ヘリーーーー涙!!!
なんでここまでやってきた人間を見捨てるんだよーーーー涙!!!!!
あの去って行くヘリを見た時の絶望を想像するとぞっとする。
3人が捕まり、憂助が連れ去られそうになっているところに駆け寄ろうとして撃たれる明美。
おいーーーーーー涙!!!!
明美が何したっていうんだよ涙!
拷問を受けてボロボロになりつつ、「憂助は生きてる、私たちを待っている」とベキに憂助を託して亡くなった明美…。
女神や。
自分こんなんで申し訳ないと反省したくらいの優しくて強いお母さんでした。
幸せに暮らせてあげたかった。3人で仲良く、平和に過ごせたらどんなによかったかと全国の視聴者が思ったはず。
しかも、武装勢力がどうせなら身代金をとってやろうと日本に問い合わせたら、乃木卓という人間は存在しないって言われたって…。
ちょっと待ってよ涙
ひどすぎ。復讐されても文句言えんぞ、マジで涙!
最終的に日本が標的になったのあんたら(誰だか知らんが)のせいじゃんか!
何年も探していた憂助が死んだと言う話を聞き、細い細い糸がとうとう切れてしまったベキ。ご飯も食べずにぼんやりしていると、銃を持った小さな少年が現れます。食べ物が欲しそうな少年にパンを渡すベキ。
しかし、少年はギリギリの状態だったようで、倒れてしまいます。
ベキが駆け寄ると「弟がいる」と声を振り絞る少年。少年が言う方に行くと、小さい赤ちゃんがそこにいました。ベキが赤ちゃんを抱き、少年のそばに行くと少年はすでに死んでしまっています。
ベキはその子を育てました。それが今のノコル(二宮和也)です。
…ちょっと待って、世界が辛すぎる。
弟がいる。それだけ言って死んでいったあの子。
あのお兄ちゃんも助けてあげたかった。
自分も死にそうなのに、生まれたばかりの弟のためにどうにか食べ物を用意しようとしたあの子。
赤ちゃんは生まれたばかりで、お兄ちゃんになってまだそんなに経ってないのに、あんなにも自分は赤ちゃんの「兄」なんだって気持ちを持っていたあの子。
生まれてまだあれくらいって、普通兄としての自覚なんて湧かないですよ。それでもあの赤ちゃんは「弟」で、自分は「お兄ちゃん」なんだって意識があるってあることは、きっと赤ちゃんがまだお腹にいた頃からずっと産まれるの楽しみにしてたんだろうな。
生まれたらこんなことしてあげよう、あんなことしてあげようってたくさんたくさん思って、赤ちゃんが産まれる前から、あの子はきっと「お兄ちゃん」だったんだろうな。
うちもそんなにお金はないけど、あの子をうちの子として幸せにしてあげたかった。
みんなの過去が壮絶で辛いよ。
もう、みんなどうにか幸せになって!!!!
やっぱり別班の任務としてテントに来ていた乃木。
今週は出てこなかった野崎とドラム(寂しい)。
ただの医者でただのヒロインなんて思えない柚木。
乃木の二重人格問題。
小日向さんがあんなちょい役なわけない問題。
いろいろ山積みであと1話なんて信じられませんけど、楽しみです!
あ、やっぱり考察はできませんでした。
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