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名探偵コナン 100万ドルの五稜星 | 生まれ変わったらイケメンの幼馴染になりたい

えー、今日は先にこちらの記事の正式タイトルをお伝えします。じゃないと途中から、あれ、今なんの記事読んでんだったけ?となると思うので。

【本日のタイトル】
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』を見て
〜生まれ変わったらイケメンの幼馴染になりたい 「間宮祥太朗の幼馴染に生まれたら」の妄想を添えて〜

(お料理風にしてみました)

長いですけど、よろしくお願いします。


さて、今年も既に135億を突破している劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』 。

シリーズアニメとして2作連続で100億円を突破するのは邦画史上初めてらしいです。

小学生の頃からコナンを見続けて早数十年。

視聴率とか興行収入とか大好きなんで、昔からコナンの映画の興行収入を気にしてました。
昔はクレヨンしんちゃんと争ってたんですよ。その頃はまだドラえもんの方が全然上で、コナンもドラえもんくらいまでいけるといいなとか、コナンも50億出したいな、とか思ってました。
数年前から急にまたぐっと興行収入があがって、いよいよ100億が見えてきたところから昨年遂に100億を突破。
そして今年も既に135億。


おいおい、なんてどでかいコンテンツになっちゃったんだよ!!!


今年も映画公開に併せてコラボに次ぐコラボ。
すき家のマグネットは3つ集めたけど、サーティーワンのアイスも食べたけど、UNIQLOでTシャツも買ったけど、セブンイレブン限定で売ってた青山剛昌初期設定ノート付の漫画も買ったけど、もう追いきれないよ。(マックは悩んだけどどうも食指が動かず……)

握手会で握手できたアイドルが、いつの間にか国連でスピーチしてるような気持ち。
ああ、もう私の応援なんて必要ないんだなと思ってしまうほどの快進撃。

これまでいろんなところで「名探偵コナン好きなんですよ〜」って言ってきたんですけど、まぁ反応なんてそんななかったんです。
……なのに!
今年会社で2人から「コナン見にいこうと思ってるんですけど、初めてなんで何か勉強しておくことありますか?」とか「配信でコナンの映画見てみようと思うんですけど、おすすめ教えてください」とか声かけられたんです。

これぞライト層の取り込み!!!

私は『アメトーーク!』の「踊りたくない芸人」でBTSの「Dynamite」を聞いて好きになるというおかしな方向からBTS入ったんですけど、超メジャーになるとこういう奇跡があるというか。
もともと全然興味がなかった人間まで取り込めるくらいコナンもメジャーなコンテンツになってきたんだなとしみじみ思います。


noteやInstagramにもコナンの感想が溢れる今、今更私なんぞが映画の感想言っても思うので、私からは2つのみお伝えします。(感想やっと)


①剛昌先生は出し惜しみしない


普通、漫画で先にやるでしょ?ってことを映画でやる。やってくれるんです。
なんというサービス精神。有難い!!!日本テレビは一生剛昌先生に足を向けて寝ないでほしい。
そして、作者が同じだから顔が同じなのは当たり前、とか思ってた自分を張り倒したい。
ばかやろう!!!!!!!


②イケメンの隣にはいつも幼馴染の女がいる


何なんでしょうね!ほんとにね!
いつもいますよね、幼馴染の女がね。
新一には蘭がいて、
平次には和葉がいて、
キッドには青子がいて。
今年の映画はラブが多めだったので、「私の人生には何でイケメンの幼馴染がいなかったんだ!!!」と余計に悔やまれました。

達也には南ちゃんがいるし(『タッチ』)!
幽助には螢子がいるし(『幽☆遊☆白書』)!
山岳には委員長がいるし(『弱虫ペダル』)!

たまたま彼らと家が近かったという特大ラッキーのもと、彼らの1番の理解者で、1番安心できる存在として、いつも彼らの近くで「彼女一歩手前」を死守する彼女たち。
その辺の女が攻略するのは絶対無理そうな男ですら、幼馴染の女にはガードが甘い。

いや、もうマジで幼馴染が羨ましすぎて、なんで私はイケメンの幼馴染として生きられなかったんだと夜も眠れません。


……わかります。みんな漫画です。


でもですよ、吉沢亮にも横浜流星にも佐藤健にも岡田将生にも幼馴染がいるわけですよね?いや、いないかもしれないですけど、いる可能性だってあるわけですよね。



私は生まれ変わったらイケメンの幼馴染の女の子になりたい。絶世の美女じゃなくていい、クラスで2番目くらいにかわいい子になる。そんで、普通だったら絶対相手にされなかったであろうスーパーイケメンと痴話喧嘩をしたい。

安室透の幼馴染だったら……
と妄想しようとしてみたんですけど、2次元の安室透とかわいい女の子に生まれ変わった3次元の私が会話している姿がうまく思い浮かばなかったので、ここからは我らが「間宮祥太朗の幼馴染に生まれたら」をお送りします。
(コナンどこいった)

なんとですね、有難いことに間宮の記事を集めたマガジンだけフォローしてくださってる方が数名いるんですよ。

間宮のマガジンフォローしてくださって有難うございます!嬉しいです!
(そのうち、間宮の記事以外も読んでください!)

さて、今の私と間宮の歳の差だと家が隣同士でも恋に発展しないので、5歳差で考えてみます。
(あ、もうコナンの映画の感想は終わりです)

【間宮祥太朗の幼馴染に生まれたら】

間宮の家と私(とーこ)の家は隣同士。
間宮の両親は共働き。私が9歳だったある日、間宮のご両親の仕事が遅くなるというとで、うちで間宮を預かることに。
何度かうちに来たことはあったんですけど、母親のいない状況は初めてなのでもじもじする4歳の間宮。間宮は本当にかわいくて、私は抱っこしたり、本を読んであけだりとお姉さん気分。間宮も徐々に笑顔が増えて、間宮のお母さんがお迎えに来た時には「とーこちゃんと一緒に寝るの!」と自分の家に帰りたがらず、大泣きして大変でした。

その日をきっかけに、間宮がよく遊びに来るようになります。
間宮の母親は「ごめんね、うちの子とーこちゃんのこと大好きで。用事があったら無理しなくていいからね」と言ってましたけど、私はもう間宮が可愛くて仕方なかったから願ったり叶ったり。
私が高学年になって料理ができるようになると、私から間宮のお母さんにお願いして、「今日は私が作ったカレーだよ!一緒に食べよう」と間宮と夕飯を一緒に食べたことも何度もありました。
弟ができたみたいで楽しかったんですけど、中学生になると部活が忙しくて間宮に会う機会も自然と減りました。時々偶然すれ違ってもほとんど話すことはなくて、お互いちょっと手を振り合うくらい。

高校生になり、初めてできた彼氏に送ってもらったある日、家の近くで偶然中学生になった間宮に会いました。
私は彼氏に「家が隣の間宮くん」と紹介したんですけど、間宮は冷めた表情のまま何も言わずに行ってしまいました。「嫌われてるじゃん」と彼氏に揶揄われて、「うるさいな!」と言い返したんですけど、内心寂しさでいっぱい。
次に間宮を見た時にはめちゃくちゃ可愛い彼女と歩いてて、間宮モテるんだな、と嬉しいような寂しいような気持ちになりました。

私が大学生になり、間宮が15歳になった頃、なんと間宮がドラマデビュー。
テレビの中の間宮を見て「間宮かっこよくなったな。昔はあんなにかわいくて、とーこちゃんとーこちゃんって私の後をくっついてたのにな」としみじみ。
次の日、家の前で久しぶりに間宮にばったり。
「昨日見たよ!かっこよかった!すごいね!」めちゃくちゃ褒める私に、「ちょっとしか出てないし」照れる間宮。
「これからどんどん遠い存在になっちゃうね」と言うと、私をじっと見て「そっちが遠い存在になってんじゃん」と答える15歳間宮。
ぐっと大人びた間宮の表情に焦った私は「1限遅れちゃうからもう行くね!間宮が出るやつは雑誌もドラマも全部見るからね!」と逃げるようにその場を去りました。
15歳なんてまだ子供、こっちは20歳。さすがにまずい。これは久しぶりに会ったから。間宮が急にあんな顔するから。

それから3年。1人暮らしをすることになった私の引っ越しの日。ますますかっこよくなった18歳の間宮も見送りに来てくれました。

間宮「とーこのLINE教えて」
私「え?ああ、うん」
(とーこって初めて呼び捨てで呼ばれた……)

間宮「また連絡する」
私「あ、うん……またね」

それから間宮は定期的に連絡をくれるようになります。
「元気?」とか「仕事どう?」とか短いものばかりなんですけど、自分を気にかけてくれる人がいるのは嬉しいんですよね。

そして冬。25歳の誕生日の1週間前、私は2年付き合った彼氏に突然振られました。
そして誕生日当日は女友達に祝ってもらうはずだったのに他人のミスの緊急対応で約束はキャンセル。最悪の誕生日。
ようやく仕事を終えた帰り道、ふと携帯を見ると間宮からめちゃくちゃ着信が来てます。
何かあったのかと思って急いで折り返すと開口一番に「遅い!!!」と言われて唖然。

間宮「今どこ?」
私「もうすぐ家着くとこ」
間宮「早く来て。家の前にいるから」

走って帰ると、本当に間宮がアパートの前に立ってます。
私「どうしたの?何かあったの?」
間宮「とーこ誕生日じゃん」
私「……え?」
間宮「この前彼氏に振られたって騒いでたから、1人じゃ可哀想だと思って」
私「……」
間宮「仕事早く終わったからびっくりさせようとしたのに全然帰ってこないから、もう帰ろうかと思った」
私「いつから待ってたの?」
間宮「……さっき!」
寒さで耳も鼻も赤くなってるのに嘘をつく間宮。
私「早く部屋入ろ。風邪引いたら大変」
私が部屋に行こうとすると、間宮が急に私の手首を掴みます。その手の冷たさに驚く私。
私「手、つめたい!ほんといつから待ってーーー」
間宮「好きだ」
私「ーーー」
間宮「とーこが彼氏と別れたって聞いて、今しかないって。またとーこが誰かに取られる前に言いたかった」
私「……」
間宮「小さい頃からずっと好きだった。俺と付き合って」





…………ぎ、ぎ、ぎ………




ぎゃあーーーーーーーー!!!!!


間宮かっこいいーーーー!!!!!


付き合おう!今すぐ付き合おう!!!



まぁ、元彼と別れたばっかりなんですぐはOKしないですけどね。
「……でも、私まだ別れたばっかりだし、そんな急には……」とか面倒くさいこと言って、「じゃあ予約する!」くらいのこと間宮に言わせますけどね。


……すいません、途中からただただ気持ち悪い奴の妄想になってしまった。
いや、でも「とーこ」は私じゃないんで。
生まれ変わって、クラスで2番目にかわいい感じの、よく見たらこの子かなりかわいいよね?って子に生まれ変わった後の妄想なので。
現世の妄想じゃないので。

あ、これ間宮です。


よし。生まれ変わったらイケメンの幼馴染になろう。


おしまい。
(長々と失礼しました)


先日、剛昌先生が特集されていたNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』を見ました。
漫画を連載するってあんなにも孤独な作業なんですね。
あの孤独な作業をファンのためにずっと続けてくださっていると思うと涙が出そうになりました。
サイン会で、涙を堪えて「コナンがあるから楽しい人生を送らせてもらってる」というようなことを伝えているファンの方がいたんですけど、まさに私もそうでした。
青山剛昌先生、小学生でコナンと出会ったから楽しい思い出がたくさんあります!
これからも無理しすぎず頑張ってください!
安室透はずっと独り身でいさせてください!

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