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違和感
交換日記を始めたはいいが、2週間ぶりな投稿になってしまった…。
結局頻繁に回らない感じは交換日記っぽいのかな?w
おてはなちゃんの交換日記読んだら久しぶりにエモーショナルな気持ちになった。
私も女子校だったので、女子校の独特の空気感とか人間関係の感じとか、本当に懐かしい!
共学と女子校の違いの一つは、ヒエラルキーのトップだと思う。
どちらも可愛い女がヒエラルキーのトップに立つのはそうなんだけど、女子校は、それに加えてギャグセンスが非常に求められる世界なのだ。
しかも異性の目を気にしないから、笑いを取るためには女を捨てることも厭わない女が多い。
そんな女子校テンションで大学から共学に入ったら、カルチャーショックを受けた。
みんな、ちゃんと「女の子」してて衝撃だった。
「〇〇さん、おもしろ〜い!」じゃねえ!!!突っ込め!!!ボケろ!!毒にも薬にもならない生温い会話してんじゃねえ!!!と常日頃思っていた。
結局私の周りに集まるのは女子校出身の女子ばかりだった。
そんな私と縁が深い「THE女子校な人」おてはなちゃんと交換日記をしているのも、そういうことなのかもしれない。
と、日々男と女が一緒に過ごす空間に違和感を感じていた私ですが、おてはなちゃんから出されたお題が最近読んで心を動かされた本。
私が最近心動かされた本は、ナイティナイン岡村の騒動にて、あっぱれなコメントを残した爆笑問題太田光の著書「違和感」。
かなりカルチャーに精通している人だということは知っていたが、テレビにうつる破天荒なイメージの強く、著書なども読んでなかったので、この本はいい意味で予想外だった。
太田光が時事ネタや芸能などについて思っていることを書いていくみたいな本で、太田光のリベラルなスタンスで時事ネタについて切っていくのが気持ちよかった。
2017年に初版が出されたようなので、時事ネタは「そんなこともあったな〜」という感じだが、結局時事ネタとかゴシップの根本にあるのって人間の愚かさとか、悲しさとか、どうしようもなさとか、そういう諸々なので、今起こっていることなどに重ねると共感できる部分も多かった。
最初の方に出てくる「業の肯定」という言葉は、SNSで様々な発言をできるようになった今だからこそ心に止めておくべきだろう。
この本の中で、人間の不完全さを愛するべきという趣旨についてたびたび言及されているが、まさに今日起こってしまったテラスハウスの出演者の悲劇は、そういうことだと思う。
今日正しかったことが明日も正しいとは限らないし、
今日正しかった人が明日も正しいとは限らないし、
過去に間違えた人が一生間違え続けるとも限らないし、
法のもとでもないかぎり、誰にも他人を一方的に断罪して処罰する資格なんてないと思う。
他人を簡単に断罪できてしまう世の中だからこそ、忘れないでいるべきことだ。
あとは太田光の考えるお笑い論が語られているのも面白かった。
「お笑い」はあくまで大衆芸能だという彼のスタンスから、彼の普段のテレビやラジオでの振る舞いの意味を理解できる。
どれだけ芸歴が長くなっても、人気者になっても、「視聴者が笑えること」をストイックに追い求める姿勢は、お笑い芸人としてシンプルにかっこいいと思った。
単純におすすめなので、おてはなちゃんも読んでみてください。
基本的に超遅読なのでたくさん本を読めるタイプではなく、最近は久しぶりに小説を読もうと思っていくつか買って読んでいたのだが、軒並み面白く読めなかった。
昔だったら多分面白く読めたんだと思うけど、28歳の私は明らかに感性が鈍っている感じがして悲しくなった。
大人になるって嫌ですね。
ってことで次回は、おてはなちゃんが、最近読んで面白かった小説を教えてください〜!!
<フリースペース>
SEOを勉強するのに一番おすすめなのは、「沈黙のウェブマーケティング」だよ!!!
この1冊読んでおけば間違いないです!!!あとは実践ですねw
ネットでも検索すると無料で出てくるので是非読んでみて。
今はPRODUCE X 101に今更はまり夜な夜なみてます。
やっぱり人間の変わっていく姿が一番エンタメとして面白いなと思います。