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Marmotta Trophy day4〜Mixrelay〜

イタリアワールドカップ4日目

4:30起床
ワールドカップの中継の関係でスタート時間が速いため、支度と準備にこの時間。

撮影関係で仕方ないとはわかっていても選手にとても負担のあるタイムスケジュール。

ミックスリレー

5:00朝食を食べる。今朝も変わらずパンとチーズとハムとヨーグルト。
10分ほどランでフォーミングアップと速い動きで体を起こさせる。
6:00スタート会場へ車で向かう。
会場は既にナイター照明を使ってライトアップされており、ボルテージが上がってくる!

それぞれ身支度

選手待機場所に荷物を下ろして、軽くスキーに乗って馴染ませる。それぞれでウォーミングアップをして準備を整える。
7:00ころコースインスペクション。ペアの田中さんと一緒にコースを見て回る。

さぁ行ってこよう!

ミックスリレーのコースは簡単に言ってスプリントコースを2周するようなイメージ。
前半部分は比較的難易度の低いただのゲレンデ。2周目の後半は斜度が上がり、キックターンや細い下りなど技術が求められるコース。スムーズにいけて10分くらいか。

田中さんスタート

女子が先にスタート。それぞれ日本チームがスタートして快調に滑って行く。2周目が苦しそうだ。

上田さんも2周目へ

順当にゴールして行く。お疲れ様と言うまもなく男子のスタート。19番目にスタート。すぐ前には遠藤さん。30秒後に僕もスタート。

トランジットを経て2周目へ

前半から出し惜しみすることなく出し切る。
最初から全開で登り、トランジットは練習した成果もあって、ノーミスでスキンオフして下りへ。下りはそんなに難しいところもなくスムーズに下る。

50センチほどのキッカー

途中ジャンプ台もあり面白い下り。降った先のトランジットでは既に前の選手はいなく結構離されたか。

苦しい2周目

20秒ほどでスキンオンして二つ目の登りへ。前半100mほど平らがあるがカチカチに凍っていてシールが滑りすぎて難しい。徐々に斜度が上がるにつれて苦しくなってくる。なんとかダイヤモンドは走り切るがツボ足から一気にペースダウン。

大きな段差が疲れた体に追い打ちをかける

苦しい時間が永遠に感じる。あと少しだけとわかっていても苦しくて走れないもどかしい感じ。まだまだ弱いな。
最後のトランジットには走っていき、スキンオフもスムーズに行い滑走へ。

ゴールまで一直線

インスペクションの時とは打って変わってえぐれた下りはとてつもなく難しくなんとか切り抜ける。細いコースから広くなるところで一気に加速してゴールまで一直線。
出し切った。苦しかった。それでも楽しかった。
速報で男子で16位。トップと1分5秒差。どんどんタイム差がなくなってきている。

16位

視覚的に差が縮まってきていることが分かりモチベーションが上がる。
ミックスは20位。決勝に残れる12チームには残れず。通過まであと3分。なかなか厳しい。

リザルト

この種目はチームで強くならないと勝てない。
得たものを共有し、それぞれで試行錯誤していかに全体のレベルを上げて行くか。あとは個々のやる気次第。
勝ちたいと強く思っている人なら必然と結果はついてくるはず。
みんなで強くなろう。

今日もお疲れ様でしたっ

決勝をみんなでみて分析して、10:00宿に帰る。
片付けやシャワーを浴びたりなんだりして、11:00昼食へ。
午後は板の手入れとシールのメンテナンスをして、軽くストレッチをして18:00まで寝る。
体が疲れているからリカバリーに徹する。

コースを上から

明日はイタリアワールドカップ最後の種目。
スプリント種目。
自分の限界との勝負。
もちろん狙うは予選通過30位以内に入り、クォーターファイナル進出。

泣いても笑っても最後のレース。
死ぬ気で楽しんでこよう。

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