徘徊事故、認認介護…暗いニュースばかりでも、認知症の人たちと一緒に笑顔になれる場所がある
超高齢化と核家族化が進む中、日本は深刻な状況にある。2025年には、第一次ベビーブームの時期に生まれた世代が後期高齢者(75歳以上)になり、介護・医療費等の社会保障費が急増すると懸念され、高齢者は約3,500万人(人口比約30%)、さらに認知症の患者数は約700万人、つまり5人に1人になると見込まれている。
これは遠い未来の話ではなく、認知症患者が徘徊中に電車にはねられ死亡、介護疲れによる心中事件や殺人事件、認知症同士で介護する認認介護問題など、毎日のように暗澹たる思いにか