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【1分半で読める】退職を伝えたとき、上司からもらった忘れられない言葉

「退職、大きな勇気ある決断ですね!きっと何か見えない力が、『あなたが必要だ』と言って先生をどこかに引き寄せているのかもしれません。何かを成し遂げるために。おじいちゃんになった頃、退職はそういう意味だったのかと思うのかもしれません。」

これは、当時の上司である大好きな先生に頂いたLINEの文章です。スクリーンショットを撮ってあり、毎日見返しています。

私は1年間の休職を経て教員を退職しました。
休職を決める前と、休職してしばらくは、仕事を休むことに自責の念がありました。休職/退職=現場から逃げたということ。周りの先生も辛いのに、自分だけ休んでいていいのか。逃げていいのか。そんな風に思っていました。十分に心と体を休めて、「休職や転職は、自分の命や人生のために必要なこと」と思えるようになってからも、「退職して本当にいいのか」「この先の人生やっていけるのか」という不安は正直ありました。

そんな時に冒頭のLINEを頂いて、「教員ではない形でも、教育に関わって何かを成し遂げよう!」と思えました。自分は誰かに必要とされているかもしれない。自分の経験が誰かのためになるかもしれない。そう思えて、未来への不安の7割くらいがわくわくに変わりました(3割はやっぱり不安😂)。

最近考えることといえば、「自分は何をするために生まれたのか」「死ぬまでに何をしようか」(スピリチュアルアンパンマン?)。
生まれた時から決まっていることは、最後には絶対に死ぬということ。死に際に人生を振り返った時、きっと「あれは人生のターニングポイントだったな」と思えることが大なり小なりたくさんあると思います。私にとって転職は人生のターニングポイントでしたが、きっとこの先も、転職を超える大きなターニングポイントがいくつも来るのだと思います。

それが何かは分かりませんが、きっと自力で乗り越えたり、誰かに助けられたり、どうにもならなくて打ちのめされたりしながら、何とか生きていくんでしょう。そしてこんな風に楽観的に構えられるのは、やはり休職してゆっくり心と体を休め、退職して他の仕事を知り、その中で自分と向き合うことができたからだと思います。

これからの人生へのわくわくと少しの不安を抱えながら、大好きな先生に頂いた言葉を支えに、これからも頑張ろうと思います。
最後に、くるりの大好きな曲を紹介して終わります。

いつかは想像を超える日が待っているのだろう

くるり『HOW TO GO』

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