
中年の危機を乗り越えた(と思ってる)小児科医がお勧めする、幸福論最初の1冊
こんにちは
日本に帰ったら、バーベルドロップが出来るジムを開業したい小児科医の、100歳で二郎です。
「10」が名字で、「0歳で二郎」が名前です。
あと、ジムはたぶんクロスフィットボックスという形態をとる気がします。
「歩く マジで人生変わる習慣」を拝読して、ぼくのかんがえるさいきょうの幸福論について語りたくなりました。
と言いつつ、巨人の肩に立つのが大好きなので、この本を読みなはれ。
幸福について話すときって、そもそも幸福って何?って話から始めないといかんじゃないですか。
でも、幸福って人ぞれぞれ色んな思いやら感情やら定義がある。
「あなたにとっての幸福って何?」を聞いて、その答えを聞くのはすごく面白いから好きなんですけど、だいたい幸福って何?の議論で終了する、いや結論が得られぬまま、ましてやどうすれば幸福になれるか論までたどりつかない今日この頃。
樺沢先生の3つの幸福って、わかりやすいし、論点がばらけやすい幸福について、すごーく話しやすくなるんすよ!!!!!!!!!
↓一目で3つの幸福がわかる目次、便利。
幸福とは脳内で幸福物質が出ている状態
ドーパミン・セロトニン・オキシトシンが十分に分泌されている状態で、私たちは「幸福」を感じる。つまり、脳内で幸福物質が出た状態が幸せであり、幸福物質を出す条件というのが「幸せになる方法」である
幸福は3つある
セロトニン的幸福
→心と身体が健康でいること、気持ちいい、爽やか BEの幸福
セロトニン的幸福はずっとひたってても逓減しない。

オキシトシン的幸福→つながりの幸福 BEの幸福
オキシトシン的幸福もずっとひたってても逓減しない。

ドーパミン的幸福→達成、Doの幸福
ずっとひたってると幸福感が減る=逓減する幸福
注意しないともっと、もっとと依存的になりえる

もちろん、この3つに厳密に切り分けらえるわけないっすよ?
お互いオーバーラップしてるだろうし。
でも、「今、幸福だわ。。。」って時に、大雑把にこの3つのうちのどれに当てはまるのかな?って考えると、再現性を高められる気がする。
例えば愛情を感じて幸福になった時、
ずっと一緒にいた夫婦の感じる愛情は、オキシトシン的愛情でしょうね。
出会いたてのカップルであれば、ドーパミン的愛情でしょうし。
BEの幸福とDOの幸福
セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福は、そこにある幸福、BEの幸福です。
すでにそこにあるけど、気付こうとしなければ感じることが出来ません。
「ありゃ夕立か、、、んー夏のアスファルトの雨のかおりだ!!」
「ああ、今日も元気に歩けてる、、、健康でありがてえ。」
ってそこにある爽やか、健やか、清々しい幸福がセロトニン的幸福。
「暖かいみそ汁を一緒に食べられて幸せ。。。」
「寒い冬、タロー(猫)が布団を温めてくれてて、ありがてえ。。。」
ってそこにあるつながりを感じる幸福、それがオキシトシン的幸福。
ぶっちゃけ、日本に生まれた時点で世界的な観点からだと、上位数十パーセントの「BEの幸福」が周囲にあると思うんですよね。
でも、気がつこうとしないと気がつけまへん。
BEの幸福を感じるための修行の一つに、マインドフルネスとか瞑想があります。まあ、これは別記事で。
かたやドーパミン的幸福は、行動や努力の結果得られる幸福、DOの幸福。
努力して行動して、
出世した!!
高級腕時計をしてフェラーリのハンドル握っている写真をXにあげたった!
等々。
このDOの幸福は慣れちゃいます。
課長になったら、部長を目指し、役員目指し、、、みたいな?
ウブロ→オメガ→パテック フィリップ、、、みたいな?
マラソン完走→サブフォー→サブ3.5→サブスリーは遠いなあ。。。
幸せの三段重理論

セロトニン的幸福が土台で、その上にオキシトシン的幸福。
この二つはどんなに暴露され続けても逓減しないよ。
一番上に乗っかるのがドーパミン的幸福
これは逓減するから、もっともっととなって、依存状態になりえる。
土台の二つの幸福が必須。
脳内の幸福物質って、昔「脳内革命」って本がベストセラーになりましたな。
学生時代に読んだけど忘れた。
結構批判されてたけど、どんなんだったんだろ、まあそれはおいといて。
脳内の幸福物質で幸福を語るのって、なんか、、、抵抗感ありません?
「幸福ってのは、そーじゃねえだろ。もっと、もっと違うんだよ。そういうんじゃねえよ。」って言いたい。
文句があったら樺沢紫苑先生に言ってください。
って言っても、ユヴァル・ノア・ハラリも「サピエンス全史」で似たようなことを言ってるので、文句があったらハラリ氏にも言ってください。
「中年の危機を乗り越えた(と思ってる)小児科医がお勧めする、幸福論最初の1冊」、って題名なのに2冊目も紹介しちゃうよ。
あーーー、嘘。
4冊目まで紹介しちゃう。
まあ、ここまで行ったら5冊目いくか!!!まだ読んでないけど。
2025年3月5日発売だって。
ちなみにアフェリエイトやってないので皆さんが上記を踏んでも、私には何のメリットもございません。
あと、ユヴァル・ノア・ハラリ氏、樺沢紫苑先生とも利益相反はございません。
生物学者の主張によると、私たちの精神的・感情的世界は、何百万年もの進化の過程で形成された生化学的な仕組みによって支配されているという。
他のあらゆる精神状態と同じく、主観的厚生も給与や社会的関係、あるいは政治的権利のような外部要因によって決まるのではない。
そうではなく、神経やニューロン、シナプス、さらにはセロトニンやドーパミン、オキシトシンのようなさまざまな生化学物質からなる複雑なシステムによって決定される。
宝くじに当選したり、家を買ったり、昇進したり、真実の愛を見つけたりしたとしても、幸せになれる人は誰一人いない。
人間を幸せにするのは、ある一つの要因、しかもたった一つの要因だけであり、それは体内に生じる快感だ。
中略
血流にのって全身を駆け巡っているさまざまなホルモンや、脳内のあちこちで激しくやりとりされている電気信号に反応しているのだ。
って言っても、ユヴァル・ノア・ハラリも「サピエンス全史」で似たようなことを言ってるので、文句があったらハラリ氏にも言ってください。
上記一文を以下のように訂正します。
って言っても、ユヴァル・ノア・ハラリが「サピエンス全史」で指摘しているように、樺沢先生と似たようなことを生物学者も主張しているので、文句があったら生物学者にも言ってください。
ぼくのかんがえるさいきょうの幸福論、、、について書こうと思ったけど、全然「ぼくのかんがえる」じゃねえな。
ぼくがじっせんしてはらおちしたさいきょうの幸福論、かな。