これも一つのノスタルジックな思い出に
6月22日の記念日【ボウリングの日】
日本ボウリング場協会さんに寄って1972年に制定された記念日。由来は、1861年の6月22日に、長崎出島の外国人居留地に、日本初のボウリング場が開設されたという記録からだそうです。ボウリングの魅力をより多くの人に知ってもらう事を目的としています。
記念日紹介で、ボウリング場の魅力についても書けたらいいなと思っていたのですが、そんな時に郷里の友人から新聞記事のLINEがはいりました。郷里のボウリング場が51年の営業に幕を閉じるというものでした。まさにこの記念日が制定された年に開業したそのボウリング場は、電車の最寄り駅からも歩いて行けるので、地元の同世代の人間で、あのボウリング場に行ったことがないという人はいないだろうなと、そう思うくらいに、広くみんなに知られ、親しまれていた場所でもありました。昭和に建ったボウリング場らしい、大きなボウリングのピンのオブジェの外看板。たくさんのお客さんが楽しめるための何十もあるレーン。一緒に行った友達とぐるっと囲むように座れるソファーは、仲を深める場所になっていたように感じます。
知らせてくれた親友たちと、「寂しいね」と、そんな言葉は交わすものの、ボウリング場自体に、もう20年近く足を運んでおらず、寂しいねというほどに、自分たちがボウリングを愛し続けられたかどうかと言われると、その自信はありません。
徐々に消えゆく昭和の風景、少しずつ遠くなる平成の風景。そんなノスタルジーを感じさせる景色に、ボウリング場も入るのかなと感じてしまいました。