長い歴史を紐解き生まれた、愛され続ける競技
9月12日の記念日【マラソンの日】
紀元前450年の9月12日、ペルシャの大群がアテネを襲い、マラトンに上陸したのを、アテネの将軍ミルディアスが撃退した。伝令の兵士フェイディピデスは、アテネの城門まで走り続け、その勝利を告げると、絶命したと言われている。この故事をもとに、1896年にアテネで開かれた、第1回オリンピックでは、マラトンからアテネ競技場までの約40㎞の競走競技『マラソン競走』が行われたということです。
近代オリンピックとともに生まれたマラソン。
42.195㎞という長い距離を、休むことなく、いかに速く走り切るかを競う競技は、
紀元前の故事より生まれた、気力体力ともに限界に挑む競技です。
故事の中では、走り切った兵士は、そのまま絶命したと言われているわけで、
その過酷さは現在においても、常人の為せるものではないといつも感心させられるばかり。
アスリートと言われる人たちの中でも、マラソンランナーは、
まさにマラソンという競技に特化した究極系のように感じます。
季節も秋から冬になり、マラソンのシーズンになる頃。
楽しみです。