出てみるか、旅に。という思いが湧いてくる季節です、さて自分は・・・
5月16日の記念日【旅の日】
日本旅のペンクラブさんによって、1988年に制定された記念日。由来は、1689年5月16日に、俳人松尾芭蕉が『おくの細道』の旅へ出立したことからきているそうです。
旅、おそらく周りの人に比べて圧倒的にどこにも行っていない自分は、この時代に生きるべき人間ではないのかもしれません。車を持たず、出不精で、身の回りの生活できる範囲は、自転車で済ませられる距離であればいいと思っています。そんな自分から見ると、ほとんどの人は沢山旅をされているなと感じます。
世界は広く人生は短い。世界が広いと知っているのに世界を巡らないなんてもったいない。それは海外でも国内でも同じことなのかもしれません。
松尾芭蕉の時代の旅は徒歩でした。芭蕉はおくの細道の旅で約2400㎞を二年かけて歩いたそうです。心を病んで腰を痛めて世界を狭くしか回っていない、生きていない自分に「車がない?出不精?それは君が旅をしない言い訳にはならないよ。」と説教してきているようにも感じます。
何にも動かないより何か動いたらそこで楽しい事は待っているかもしれない。もちろんトラブルやハプニングも起こるかもしれない。そういったすべてをひっくるめて旅を楽しめるような気持ちが、突き抜ける青空のようにどこまでも高まってくれたらいいのになぁ。