その姿に、人は自分の人生を重ねるから
9月16日の記念日【競馬の日】
1954年の9月16日、農林省の監督の下で、日本中央競馬会(JRA)が発足しました。
毎週土日の午後3時になると、テレビ番組で中継もされているので、なじみのある方も多いかもしれません。
勝ち馬を当てて儲かる、損をする、といったギャンブル的な面から、好きな人と、敬遠気味な人に分かれるものではあると思いますが、
ぼくは競馬が好きです。その魅力は何だろうと、この記事を書きながらふと、自分自身がなぜ競馬が好きなのかを考えてみました。
そうして、浮かんできたのが、今日のタイトルの言葉です。
競馬という競技は、どの馬が一番早いかを競うものですが、
その一頭一頭には、関わっている沢山の人がいて、期待や願いが託されていて、
でも、十数頭が競走する中で、勝つのは1頭だけで。
多くの負けた馬たちは、自分が輝ける場所を模索しながら走り続けます。
勝ったものも、負けたものも、一生懸命に。
そういった懸命に一つのことに頑張り続ける、そういった姿が、ふと自分の生きてきた人生と重なることがあるのです。
上手く行く時も行かないときも、走っている馬たちのようにまっすぐ前を向いていきたい。
がんばれと応援しているはずが、逆にがんばれと励まされている気持ちになれる。
馬たちの懸命に走る姿に、そういった気持ちにさせてもらえるから、好きなのだろうなと思いました。
日本では、地方競馬もあるので、馬たちは毎日走っています。
今日も、懸命に走る馬たちが、どうか怪我無く事故なく、走り切れますように。そう願います。