2023年8月7日
大きな魚の目玉が光り、空を飲み込もうとする勢いで口を開けているような、
そんな雲模様と虹色現象に出会えた、朝散歩。
遠くのも雲の色は黒に近い灰色で、夏の青さを覆い隠し始めている。
雨雲レーダではゆっくりと近づいている台風の気配が、
景色の中にも映り込んできているように感じた。
恩師に顔を見せに帰ろうかと思っていたが、台風が過ぎるまでは待っておこうという話になり、
ちょうどお盆に、親友たちとも再会できそうな段取りになる。
足腰の様子は可もなく不可もなく。
あと一週間後に寝込んでしまわないように、
日々気を付けておこうと気を引き締めなおしながら、
青空の浮かぶ大きな魚に向って深呼吸をすると、
まだまだ夏真っ盛りの空気の匂いが、
体いっぱいに入ってきた。