甘みを安定して手に入れられる幸せ

3月10日の記念日【砂糖の日】
砂糖についての啓発活動を実施している「お砂糖”真”時代」推進協議会さんによって2014年に制定された記念日。こちらの協議会、砂糖関係8団体により構成されていて、大きな砂糖組織のようです。日付の由来は語呂合わせからです。

砂糖、台所には必ずあって、大体の料理の際使わないことは無いのではないかな、と思われるほど味の基本の調味料。昔から言われる「さ・し・す・セ・そ」でも表しているように味付けの際はまず砂糖からと言われるほどに「美味しい」と感じる味覚の主役と言っていい甘味をもたらす調味料です。料理に、お菓子に、飲み物に、主役の活躍をする存在ですが、今日の記念日を作った協議会さんにより安定的に砂糖が供給されている現在を幸せな事だと振り返ることも、記念日として大切な事なのかもしれません。

砂糖というと、世界的には、大航海時代の中南米の作物としてその利権争いが激しかったことや、日本では奄美大島以南の島国、現在の沖縄県である琉球王国などが、当時の薩摩藩の時代から長く砂糖を強制的に作らされ搾取されていたという歴史も思い出しました。

人々の味覚の主役であるとともに、エネルギー源でもある砂糖を巡っての争いは、ほんのちょっと前まで絶えなかったわけです。

現在こうして工業製品として、大量で上質なうえに安価で手に入るのは、やはり幸せな事なのだと思います。

筆者は、糖分控えめ必須の中年メタボではありますが、今日は少し、甘みを感じるもの食べてみようかな。

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