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落ち込んだ相手に対応する方法

勇気づけコーチのみさです。

子供や目の前の人が、どよーんと落ち込み、もうダメかも。と考えが固まっていることありませんか?

そんな時になんとか力になりたいと、心からの励ましや、自分の経験からのアドバイスをしてみたけれど、相手からなんだか違うという顔をされて、ため息をつかれてしまった、なんてことはありませんか?

こっちから見てたら、「大したことないよ!」って思ったり「大丈夫だよ」と思ったりするのに。

これ、私は結構あります。

もう相手は、その考えにスポッとはまってしまって、何言ってもそこから出てこない。そんな風に見えてしまいます。

私の場合は、子供だったり、親だったり、職場の同僚だったり、友達だったり。落ち込みが大きいことも小さいことも程度の差はありましたが、そんなことがありました。

そのうちだんだんと聞いているのがしんどくなったりするんですよね。


心理学を学んでみて、今の私が考えるのはこれです。

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①それは相手の問題だ。
②質問してみよう
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①それは相手の問題だ
相手を心配していたら、知らず知らずのうちに自分の問題でもあるかのように感じてしまって、どうにかしなきゃ、なんて思ってしまいますが、それ、相手の問題なのです。

特に子供や親がこちらを頼ってきたら、「分かった、任せとき!」とさっさと片づけたくなる時もあります。その方が早いですし。

でも、あえて、自分と間に線を引き、やらないことを「やりません」と宣言することが相手に考える良いチャンスとなる時があります。

「そうなんだね」と受け止めて、あとは
「どうしたい?」を聞く姿勢でいるのも方法です。もしかしたら相手は愚痴を言いたいだけで、一通り話し終わったら気が済むのかもしれません。

②質問してみよう
心理学では、悩んでいるときは、「極端な考え」や「かたよった考え」にスッポリ入ってしまっているという考えがあります。

0か100かの思考になって動けなくなったり、そうするものだと世間の基準を大事にし過ぎていたり、そんなことないのに私のせいだ、と過度に思い込んだり。

そんなときには質問で、抜けられることがあります。

例えば、
「誰がそう決めたの?」
「そう考えることで物事がうまく進むの?」
「その証拠はどこにあるの?」

質問をすることで、その人がちょっと視点を変えて考えだすきっかけになることがあります。


なので、相手がどよーんと落ち込んだ時は
「大丈夫、この人はこの問題を抱えられる。」
と思いながら、「そうなんだね」と受け止めて、質問をしつつ、見守っています。

子供や親に対しては子の接し方をすることで、解決はしなくても空気が緩んだり、そんな状況にOKが出せて落ち着けたり、自分から考えることを始めたり、まいっかー!となったり。

少し新しい風が吹き込むことが増えています。私自身もつい「なんとかしなきゃ!」と首を突っ込んで解決できず、「わー大変だ―!」となならずに済んでいます。

1人自分を保った人がいると、影響されて相手も落ち着く感じがしています。(そんなに保ってるわけじゃないですけど、落ち着いていようと心がけてます)

自分も含めて完璧な人はいません。出来ないところや泣き言を言いたくなることもある。だらしなかったり、自分責めをしてしまうこともある。

自分にも相手にも「そんなもんだ」と思うことが、案外穏やかな空気を持ってきてくれるものだと最近思っています。


お読みいただきありがとうございます。



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