忍たま映画を観る前に入れておくといい知識をまとめてみた
Twitter(頑なにTwitter呼び)で忍たま映画のことをぎゃーぎゃー騒いでたらフォロワーがざわざわし始めてくれた。嬉しい…。興味を持ってくれて、本当にありがとうございます。
2024年12月20日公開!
劇場版忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師
このnoteは、今回の映画を観るにあたってキャラクターが多くて不安、勢力関係が分からないなど、四半世紀ぶりに忍たまに触れる人に向けた、忍たまの世界を解説した記事です。
公式も説明動画作ってた!
一応言っとくと、試写会などは行ってません。ただ、今回の映画は10年ほど前に発売された小説が元になっていて、ざっくりとしたあらすじは分かっているので、恐らく小説通りに登場するだろうキャラクター、組織について紹介していきますね。
(Amazonの方が買いやすいかも知れないんだけど、Amazonはイスラエル支援してるから貼りたくなかった。無理ない範囲での私なりのボイコットです。みんなも無理ないボイコットしよ!)
乱太郎、きり丸、しんべェ、土井先生、山田先生。この五人には馴染みがあるかと思います。今回の主役は土井先生ときり丸です。
ちなみに忍術学園は六年制で、一年生は十歳、六年生は十五歳です。ひと学年三クラスで、「い・ろ・は」に組が分かれています。
きり丸が孤児であることは、知ってる人は知ってるけど、知らない人には衝撃だと思います。彼は村を焼け出されてから独りで必死に働いてお金を稼いで、忍術学園の入学金・授業料を払っています。
「図書委員」というのが出て来ましたね。学園には様々な委員会があり、これらは一年生から六年生で構成されています。ここで上級生下級生が関わり合います。
土井先生のポイント
・火薬や兵法に詳しい
・孤児だった
・抜け忍
・半助は偽名←NEW!!
忍たまはキャラクターの裏設定がかなりあります。
土井先生は豪族の若君だったのですが、子供の頃に焼き討ちにあい、親も殺されています。お寺に入り、そこで兵法や火薬の知識を付けたとされています。当時(忍たまの世界設定は室町後期、もののけ姫と同じです。)お寺は大陸から来た最先端の知識が集まる場所だったので、火薬や兵法に詳しいキャラクターとしての成り立ちとして考えると、とても相応しい場所ですね。詳しくは、原作【落第忍者乱太郎】の五十巻のおまけページへ!
(デジタルもあった!!)
もうちょっと土井先生の紹介をしますね。
その後、忍者として働いていましたが、抜け忍(忍者を辞めること)になって追われているところを山田先生に助けられ、山田家に居候し、お世話になります。山田先生に連れられて忍術学園の教師として働くことになるのですが、その際抜け忍なので本名を名乗れず、山田先生から名前を貰います。「半人前だから、半助だ。」おわかり頂けますでしょうか。土井先生にとって山田先生は恩人なのです…。
ちょっと話が脇に逸れますが、【忍たまのキャラクター設定】について説明させてください。
アニメ「忍たま乱太郎」の設定と、原作「落第忍者乱太郎」の設定と、原作者だけの中にある裏設定、と三つの設定がありまして、原作の「落第忍者乱太郎」は裏設定を元にキャラクターを動かしているんですが、アニメの「忍たま乱太郎」はそこから更に色付けされていて、原作とアニメでキャラクターの印象が違うことが度々あります。
で、去年だったかに「原作者がアニメのプロットを作る」というのがあったんですね。そのときのテーマが「お兄ちゃん」で、いろんなキャラクターが実は密かに相手をお兄ちゃんだと思ってるというお話しが展開されたんですが、その中のひとつに山田家で過ごす土井先生と利吉さんの話があり、利吉さんが土井先生のことを「お兄ちゃん」と呼んでいたことが判明しました。今回の映画、これ覚えとくとちょっといいんじゃないかなと。つまり、利吉さんにとっての土井先生って単に一時期共に暮らしてただけの人ではなく、お兄ちゃんと呼んで慕っていた人な訳です。
次は勢力関係について。
ヘッポコな悪者ドクタケ城は覚えてる方も多いかと思います。戦を仕掛けて領地を拡げようとしては忍術学園に邪魔をされてます。忍術学園への恨みつらみが募ってます。その恨みつらみで今回は…?
聞き慣れないお城の名前ではないでしょうか。こちらも戦好きの悪いお城です。ドクタケ城がヘッポコ過ぎて悪役感が薄れたところで登場しました。
敵なのに、好意的。謎な人物が出て来ましたね。ざっくり言うとこの人はめちゃくちゃ強くて頭が切れて、本来は敵の城の忍者です。が、とても情に厚く、過去に部下を助ける為に火の中に飛び込んでるような人なのです。今でも全身の大火傷は癒えておらず、火傷が痛くて正座をすることが出来ません。上の説明にもあるように、忍術学園の六年生【善法寺伊作(ぜんぽうじ いさく)】に助けられたことに恩義を感じています。伊作が保健委員会の委員長なので、タソガレドキ忍者隊は保健委員とよく交流している印象があります。先週のアニメでもタソガレドキ忍者隊の諸泉尊奈門が土井先生に勝負を仕掛けて返り討ちにあい、保険室で手当をされていました。
前作の映画が分かりやすいかな。
リンク先バラバラでごめん!本当ごめん!!!
こちらの映画、面白いから観て欲しい〜先日何年ぶりかで観たら面白くてよく出来てて驚いちゃった…。史実としての室町時代が好きな方も楽しめると思います。
改めて、勢力関係はこんな感じ
【ドクタケ城】
↓敵↑
【忍術学園】
↑敵↓ ↑好意的 ↓警戒
【タソガレドキ城】 【タソガレドキ城忍者隊】
※(ただし、タソガレドキ忍者隊はいつ敵になるかも分からない相手。下級生たちは気を許してるけど、上級生や忍術学園は警戒しています。)
勢力関係、おわかり頂けますか…?ちょっとややこしいんだけど、タソガレドキ城は忍術学園と敵対してるけど、忍者隊の組頭は忍術学園の生徒に恩があるから今のところは手を出さない、って感じです。
また知らない人ではないでしょうか。彼も今回のキーキャラクターです。土井先生に「忍者っぽくない武器」で負けたことが悔しくて、何度も決闘を挑んでいます。ちなみに「忍者っぽくない武器」とはチョークや出席簿、文房具などのこと。尊奈門はお年頃だから、こう、もっと手裏剣とか!刀とか!忍者〜!って感じの武器で戦って勝ちたいんですね。だから土井先生に手を抜かれてると怒っているのです。ちなみに、雑渡昆奈門が助けたのは尊奈門のお父上です。
(忍者の豆知識☆史実の忍者は身近にあるものをなんでも武器にしました。忍者は生きて情報を持ち帰ることが一番大切なので、身軽であることが重要です。重たい武器なんか持っていられません。なので、その場で手に入る物で臨機応変に戦ったり、欺いて逃げます。つまり、「本物の忍者っぽい」のは土井先生なのです。)
あとひとり紹介しとこうかな
幼い頃はよく笑う子だったのですが、得意武器の練習の繰り返しで顔に傷が出来、顔の筋肉を動かすと傷が痛むようになりました。笑うことが少なく無表情になり、小声で話します。
そして、再び出て来ました図書委員会。きり丸の委員会での先輩ということです。つまり、きり丸にとって他の先輩たちより関わりが深く、長次もきり丸を目に掛けているということです。
今回は、普段は顔の傷が痛むから小声でいることと、きり丸の直属(っていうのか?)の先輩であること、それだけ頭に入れておいて下さい。
ハイ。という訳で、ざっくりまとめてみましたが…まとまってるかな!?!?😂如何でしたでしょうか…!長くなっちゃったよ〜〜😂ここまで読んでくれた方はいるんでしょうか😂ちょっとでも気になってくれたら嬉しいです!
【忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師】
2024年12月20日公開です!
紙の前売り券は売り切れたそうです…!前売り券って売り切れることあるんだね…。デジタル前売り券は無限にあるのでこちらからどうぞ!一般2000円のところ前売り券だとなんと1600円で観れます!よろしくお願いします!!