大人が英語を学ぶ時、邪魔をしている思考回路。
英語を学ぶのに必要な言語は英語だけ
まず、日本語を学ぶのに必要だった言語は日本語だけですよね。日本語をわざわざ英語で学ぶ人はいないと思います。
それと同じように、英語を学ぶために必要な言語って英語だけのはずなんです。
大人になればなるほど先入観、頭の固さ、知識の量、などが問題で英語だけでは学びずらくなってしまっているように思えます。
そもそも「私、英語が話せます」ってどういう状況のことなんですかね。うちにいる1歳10か月の息子はまだまだ単語だけだったり、2語文やたまに3語文で意思を伝えてきますし、たまに何を言っているのか分からないことすらあります。でも「この子は日本語が話せますか?」と聞かれたら「話せます」と答えると思います。大人になってからの英語学習では、日本語で知っていることすべてを英語で話せるようにならないと「英語を話せます」って言えないと思っている人が多いように思います。
例えば、大人になってからの英語学習で邪魔をしているのは「これって英語で言うと何?」という思考回路。いちいち日本語を英語にしないと気が済まないんですね。でも、そもそも完全に英語に置き換わらない表現や単語なんて山ほどあります。この「日本語→英語」の思考回路を断ち切ることだったり、この変換が無意味だと気づくことが大人になってからの英語学習ではとても重要だと感じます。
じゃあどうすれば良いのか?
どうすれば良いのかについては現状の英語理解度がどのくらいかによって、変わってくるので一概には言えないですが、とにかく日本語を使わないで英語学習をすることをおすすめします。具体的な方法は箇条書きにするのでレベルに合わせて探してみて下さい。
和英辞書、英和辞書は使わないで英英辞書を使う
文法は英語で書かれている参考書を使う
イメージで覚える/分からない単語がでてきたらgoogleで単語を画像検索する
最初はかなり負荷がかかりストレスに感じるかもしれませんが、慣れてくれば英語脳に切り替えられる感覚をつかめてくると思います。