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今日は今日とて part 1 →東ドイツ

16:16 図書館にて。最近毎日座る場所をちょこちょこ変えている。違う風景で気分を変えて?という感じかなぁ。先週、フカフカの椅子を見つけて数日座っていたが、心地良すぎて集中力が続かないので移動した。

東ドイツ史

今日はお昼ご飯から夜ご飯までの時間、東ドイツに関する本を読むことにして読んでいたのだが、16時くらいからもうキツくなってきた。大量に入ってくる情報を頭が整理しきれてないというのと、負のエネルギーに心がダメージを受けている。東ドイツの歴史なので、建国の過程、国が発展、整備されていく過程が中立的な立場から綴られている。が、どうしても経済が低迷したり、自由が制限されたり、ソ連に従順な政党が全てを管理したりと、どうしても『負』を纏っている。ということで、最近ブログを書いていないので、書くことに

そもそもこの本を読もうと思った理由は、多分前のブログで書いたが、西洋史の課題のためである。「ヨーロッパ人のアイデンティ形成に影響を及ぼした、人物、出来事、又は人工遺跡についてプレゼンテーションをしてください」という課題で、僕は「ベルリンの壁が東ドイツ人のアイデンティ形成に及ぼした影響」というテーマである。金曜日までコツコツと課題に取り組んでいたのだが、なんだが全体像を理解しないまま、断片的な情報をパワーポイントにはっ付けている感じがしで、そもそも東ドイツはどんな国で、どのような仕組みで国は機能していたんだろうか?と疑問が湧いてきた。もちろん社会主義だったくらいは知っているが、内情を知ろうと思って。で、本書を手に取った。

が、ただ読んでいたら、頭に情報が入って、スーッと抜けていく感覚があったので、各章ごとに紙にまとめながら読んでいる。最近課題の論文を読んでいて思ったが、メモを取りながら文章を読むのと、全くメモ取らずにただ読むのでは理解度が大きく変わってくるということ。メモを書く過程で疑問が生まれたり、これについてもっと知りたいと新たな学びに繋がる。昨日も本書を読む中で、「被追放民』という言葉が出てきて、色々調べる中で出てきた論文を読んで興味深かった。「被追放民』とは、戦後、自分が住んでいた場所が他の国になるから、ドイツに追い返されたドイツ人のこと。
それに関しては引揚とも言うんだけど、


この論文は、日本とドイツで、引き揚げ民に対する認識が違うっていうことを言っていて興味深かった。ドイツは追放された人たちにたくさん保証したり、経験を公的記録に残してるから、人々の記憶やアイデンティティの片隅に追放民のことは片隅にあるが、日本人は満州から引き揚げてきた人たちのことは、片隅にもないんじゃないか?ちなみに我らが卒業した高校ISAKの坂を降りたところにある大日向という町も、戦後満州から帰ってきた人たちが開拓してできた場所。

日が差し込む席に座るのが好きなのだが、だんだん暑くなってくる。

まぁという感じですな。16:37

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