ヤマモモは夏の準備に使えそう?
今年はヤマモモは収穫できないと思いこんでいました。
それはわたしの勘違いで、木に近づいて、枝をよく見てみたら、実ができていました。
木が成長して、花芽に気が付かなかっただけでした。
去年の今頃収穫したときに、来年は脚立がないと、収穫できなくなるだろうと思っていたのですが、思っていた以上に成長していて、脚立があっても手が届かず。梅が手前にあって、さっぱりわかりませんが奥にある木がヤマモモ。
これ以上大きくなってもらっても困るので、選定しながら、収穫しました。透かし葉という剪定方法があるようですが、そもそも大きくなりすぎてるので、上からバッサリやってしまいました。
ヤマモモは足が早い食べ物で、雨に濡れるとあっという間に腐ったりカビたりします。梅雨時期に雨がふらない日を狙ってというのはかなり難しいのですが、そんな日を狙って収穫です。当然ながら、実の熟し具合も重要なので、天気予報とヤマモモとにらめっこしていました。
今年の収穫。もうひとバケツ分とれました。10キロ弱かな。
どうして、こんな梅雨の合間に、この植物はとれるんだろう(かなり手間だし時間に追われている感がすごい)と思っていたのですが、調べてみたら、理にかなっていて、なんだか愛おしくなりました。
ヤマモモは可食部100gあたり、120mgカリウムが含有されています。夏は汗で水分が出ていくので、カリウムが補充されるのは重要ですね。また、ポリフェノールの一種のタンニンも含まれていて、胃腸を健やかに保つ効果もあります。本格的な夏を前に、体を整えるために良い食べ物なんだなと思いました。
おっと、味は、よく熟したものは黒っぽくなり甘いですが、少し早めにとるとあまずっぱいです。中に種があるので、バクバクとはいきません。ワイン煮にするとバクバク食べられますが、少しカロリーが気になるかな。
さて、今年は、ジャムとお酒、ワイン煮にしました。もちろん生食もしました。
お酒はブランデーとウォッカにつけました。面白半分に化粧水作るかもです。
以前は、酵素シロップにしていたのですが、ある年、瓶の中に虫が大量発生してから、あまり作らなくなりました。ヤマモモの実にショウジョウバエが卵を産むんです。ずっと放置いていたら、孵化しますが、塩水で洗って、すぐに加工すれば問題ありません。大量発生したのは、発酵するのに適度な温度=孵化するのに最適だったんだと思います。。。
ヤマモモは樹皮も使えるのですが、剪定した葉がなにかに使えないかと調べていたら、お茶にできることがわかりました。しかも抗アレルギーの効能がある。早速、乾燥させています。発酵させたらどうなるんだろう。この状態は、玄関に放置しているともいうかもしれません。
6月ももう終わりですが、庭には晩生種の梅があります。月末までに収穫するか、7月に入ってからとるか、考えています。こんなに待ったのは初めてかも。
写真だけは撮りためているので、もう少し頻度を上げて更新していきたいです。ハーブもまた増やしてしまったし。。。40種類いきそうです。
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