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BMX少年のママとの共通点
わが家には、高3、中3、中1男子。小4の娘がいる。
子どもたちは感心するほどよく勉強し、よく遊ぶ。
家業は町の小さな学習塾。
夏休みの記録。
7月26日(金)
夏休みに入って一週間がすごく長く感じる。
長男(高3)次男(中3)は変わらずに学校に行くので朝は変わらず。
朝から近所の小学生の預かり夏期講習。9時から勉強を始めるが「8時には来てもいいですよ。」ということにしている。お仕事前に子どもさんを送って来られる方も多く好評だ。
昼からは、中3夏期講習。
1時間しかない夫の休憩時間までに買い物や夕飯準備を済ませ、夜は夫と通常授業。
このルーティンの中にいると、外食をするタイミングがない。1週間でギブアップ。何かおいしいものが食べたい…
明日は休み。
夫の仕事が終わる23時過ぎ、数回利用したことのあるおしゃれな燻製居酒屋の予約がとれた。
小さなお店だが、カウンター席は常連さんらしきお客さんでいっぱい。皆さんお酒も随分入っているようで、大きな声で話がはずんでいる。
中に同年代くらいのご夫婦がいて、その方の小4の息子さんは今、遠く離れた他県にBMX(自転車のアクロバティック競技)の修行合宿に行っているらしい。動画で技を決める息子の姿を披露し、皆をたいそう感心させて大盛り上がり。幸せそうだ。
カウンター客の背中側に座る私たちも、必然的にその会話を肴にお酒と食事を楽しむことになった。
『競技を続けるにはお金がかかること。
競技人口が少なく、認知度も低い。チャラチャラしたイメージもあるため、一生懸命頑張っているのにその努力が周りの大人たちに伝わらないこと。
学校の先生からも褒められたもんじゃない。
試合に勝てば天にも昇る気持ちになるが、負けるどうしても我が子を責めてしまうこと。
息子のライバルが技を決めてしまうと素直に喜べない自分に罪悪感を感じて悩んでいること』などなど・・・
知らない世界の話なので、こっそり聞き耳を立てたようで申し訳なかったが、とても楽しかった。
お酒が飲めない夫の運転。帰りの車の中で、
「あのご夫婦。私たちと共通してるとこがたくさんあったね」と話しながら帰った。
同じだ。
頑張る我が子を楽しんで応援したい。
「勉強」をがんばってるって、周りからは理解されづらい。野球やサッカーを頑張っているのと同じように、中学受験生でも、さわやかに頑張れてる場合だってある。
ただ「勉強」は個人競技。ライバルはいるかもしれないが、すべて自分自身の努力の結果。他者の結果をうらやんだり、ねたんだりすることもない。シンプル競技なのだ。
スポーツを応援するのと同じように、勉強することだって、親子で楽しめるはず。
パリオリンピックが開幕する。
これを機にBMXも認知度があがり、盛り上がるといいな。
【今日の献立】
朝/鮭とめんたいこで、おにぎり (お弁当2つ)
昼/そうめんとお弁当の残りおかずのとり天
夜/焼きサバ・ブロッコリーとベーコンの炒め物・味噌汁