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餃子と真摯に向き合ってみる

我が家はある時期から手作りで餃子を作らなくなりました。理由は様々ありますが…
・手間(労力)に対して見返り(満足度)が低い
・冷凍餃子のコスパが上がりすぎ
これが大きな二つの理由。
結局、満足のいくレシピに辿り着けずということでございます。
あの方から気になるレシピと余っている塩麹の使い道を模索してみます!

自分が作る手作り餃子のイヤなところは
1.具材の一体感が無い
2.味に深みが足りない
3.焼き上がると具材が痩せてスカスカになる
この三つです。

あの方のレシピを見るに作る前から僕が課題としている部分が化学的に解消されている予感…
まずは

友達の結婚式で悪ノリでかけるライスシャワーくらいのキャベツのみじん切りに塩を満遍なく混ぜて放置!
今まではこの工程をせずに生のキャベツを挽肉に混ぜてました…そりゃ焼いたら水が出るしなんなら調味料の塩分による浸透圧でタネが水っぽくなってしまいますよね。

ひき肉は包丁で叩く!
これも知って納得。
ひき肉はは手の熱でどうしてもダレてしまいます。包丁で叩く事で必要な粘りを熱を加えずに出すことができます。

キャベツは塩の浸透圧で出た水分を搾り、叩いた挽肉とみじん切りにしたニラで具材が揃いました。
調味料はあの方の表現を自分なりに解釈して
砂糖は思ってる3倍
胡椒は離れていても存在を認識できる位
ごま油は二周
醤油は思ってた量の半分
昆布茶は髭の濃い人の二日目位
旨味調味料は♾
(塩麹はお気持ち程度に…)
そこに濃いめの中華スープを食後のお茶くらい
この部分、普通に、紹介されてましたが凄いんですよ。
キャベツから奪った水分に最大限の旨みを乗せて返しています。そしてここから具材の一体感をMAXにするために手早くしっかりと練ります!
練ります!
練りま…

あれ?


写真が…



ない?

ちなみに僕が自分のレシピで納得のいかなかった三つの理由は全て解消されていました。
練った具材を一晩寝かしてさらに一体感が増した所で餃子60個を包みました!

家族にはレシピ変更は伝えずにレッツ試食!

「お店みたいっ」

頂きました!お褒めの言葉!
料理は科学ですね。
この餃子レシピは我が家の定番になりそうです!

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