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越えろ後ろめたさを論理で①(2023/8/10)

 これは育休前、育休中、育休後の2023年8月10日から2024年3月5日に僕が付けていた日記を、振り返りながら、1日分を毎日更新しているものです。(記念すべき1日目)



 「男が育児休暇を取るなんてなぁ」という気持ちが僕にもあった。第二子の妊娠が判明し、妻(以後カカ 我が家はトトとカカでやらせてもらっている)から「今回の出産は実家に戻らない」と宣言されて考えたのは、「仕事しながら、長男(1歳11ヶ月 以後敬意を込めてワン氏)と遊んで、次男(響きがいいので以後ジーナン)のお世話をしつつ、カカのご機嫌を伺うなんてむり!ムリ!!無理!!!」ということである。そうなると僕が選べる選択肢は、「道行く大富豪が2億円ぐらいの支援金を支給してくれて退職して育児に専念」か「育児休暇を取得して育児に専念」の二択であった。そう、結論一択だった。
 そこで湧きあがったのが冒頭の気持ち。日本で育った一般的な社会人男性(僕は今41歳)の多くがなぜだか抱くであろうこの後ろめたい気持ち、まずはこの気持ちを解消しなければならない。実はワン氏が生まれた時にも、育児休暇を取得した。その時は1ヶ月で後ろめたさをそれほど感じることもなく、育児休暇という制度について詳しく調べることもなく終わった。また1ヶ月では、はじめての育児にあたふたしている間に職場復帰をしなければならなかった。今回はおそらく最後のチャンス、少なくとも3ヶ月は育児に専念させてもらいたいと考えている。まずは育児休暇についてしっかり勉強し、理論武装して備えたい。

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