見出し画像

7月1日が「ウォークマンの日」だったって知ってました?


昔使っていたウォークマン

小学校6年で音楽を聞くことに目覚めた私は、親に頼み込んで買ってもらったウォークマン(もちろんソニーのウォークマンです。)でカセットテープに録音した音楽を聞いていました。

カセットテープは、今では知らない人も多くなってしまいましたが、当時は自分の好きな曲を集めたテープを作り、音楽が好きな友達と交換したりして楽しんでいました。

ウォークマンは、ポケットに入れて持ち歩ける当時としては画期的な本体サイズでした。さらに、その本体にフィットするコンパクトなヘッドフォンも魅力でした。

私がウォークマンに惹かれたのは、誰のことも気にせず自分だけの音楽空間をどこでも作ることができるというそれまでのオーディオ環境にはなかった点にあったように思います。ウォークマンは、私にとって無くてはならない存在でした。

7月1日は「ウォークマンの日」

そんなウォークマンですが、今日7月1日が「ウォークマンの日」だということをご存知でしょうか?実は私も最近まで知りませんでした。別の「○○の日」を調べている際にたまたま目にしました。

この日は1979年にソニーが携帯式ヘッドホンステレオ「ウォークマン」の第1号を発売した日だそうです。価格は33,000円だったそうで、当時としては少し高めの値段ですかね。それでも、ウォークマンは大ヒットし、世界中に音楽プレーヤーの文化を広めました。今となっては昔の話ですが、ソニー以外の国内の家電メーカーがこぞってカセットテープのコンパクトプレーヤーを製造・販売していたことを思い出します。

まだまだ発売されているウォークマン

ウォークマンはもう歴史になったと思っている方もいると思います。
しかし、ウォークマンは、今も製品として存在しています。

ウォークマンのこれまでですが、私の世代ではメインであったカセットテープ型のウォークマンは、2010年に日本国内での販売が終了してしまったみたいですね。

しかし、その後、CD、MD、フラッシュメモリなどのウォークマンが発売されており、現在も最新技術を取り入れたモデルが販売されているようです。

カセットテープ型のウォークマンはレトロな魅力がありますが、現在のウォークマンは高音質や多機能などの魅力があると感じる人も多くいるみたいですね。

ウォークマンの存在意義

とはいえ、スマートフォンで音楽を聴くことが主流である現在において、ウォークマンは製品としての存在意義があるのかな?とも思いますよね。

この疑問について、ネットや友人の意見をまとめてみました。私はソニーを結構好きだったこともあり、ウォークマンにとってはポジティブな意見になってます。まるで反対の意見もあるかもしれませんが、ここではご容赦ください。

まず、スマートフォンで音楽を聴くことは便利ですが、スマートフォンには電話やメールやインターネットなどの様々な機能があります。そのため、音楽再生に特化した機能や性能は限られる傾向にあるみたいです。

そして、ウォークマンは音楽再生に特化した製品です。そのため、音質や操作性やバッテリー持ち(これについては色々と意見があるようです。)などに優れているという意見もありました。

また、最新のウォークマンにはストリーミングサービスやBluetooth接続などの機能も搭載されており、スマートフォンと連携して使うこともできることから、ウォークマンは、スマートフォンでは実現できない高音質な音楽体験を提供する製品だという人もいるようです。

ウォークマンって売れてるの???

最後に、ウォークマンの世界的な売り上げってどうなんだろうという疑問が浮かんだのでちょっとだけ調べてみました。

残念ながら最新の売り上げデータは公開されていないようですが、以下のような記事を見つけました。

79年の発売から累計出荷台数は4億2000万台以上(14年3月末時点)に達する。

【図解・経済】戦後70年・ソニーのヒット商品と売上高

おそらく、今の売り上げは往年の頃とは比べ物にならないくらい小さくなってしまっているように思います。
今回調べた印象では、現在は、ハイレゾ高級路線など、ニッチな市場に特化した戦略をとっているみたいですね。

まとめ

ウォークマンは、私の音楽ライフに大きな影響を与えた製品であることは間違いないです。カセットテープ型のウォークマンの新商品が出ることはないかなと思いますが、最新のウォークマンはまだまだ進化しているようです。
今回、「ウォークマンの日」をたまたま知ったことで昔のウォークマンの思い出が蘇ってきました。
ハイレゾ対応の最新モデル(↓)を見つけましたが、コンパクトだし私には良さそう。

追記

カセットテープのプレーヤーは今でも製造・販売しているみたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?