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【140字小説】雪の華(140文字)

イブの夜、深々と雪が降り積もる。

俺は彼女の家の前に立った。ドアベルを鳴らすと彼女がでてきた。

「どうしたの?」

俺は気持ちを伝えようとした。

「うん」

「何?」

しばらく沈黙が続いた後、彼女は家の中に戻った。

ため息をついた。

すると、彼女が家から出て俺の首にマフラーを巻いて言った。

「好きよ」

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