『夜風』

夜風を感じながら
誰か私を守ってくれだなんて弱音

住宅街の橙色の光がどれも
私のためのものでない事を知っているから

鬱陶しい存在意義を剥ぎ取った
寒々しい私の肌を
無力感に似た寂しさが撫でる

道を見るには暗く
星を見るには眩く
早くここを駆け抜けなければだなんて逃げ腰


〜解説のようなもの〜

先日、昼間がすごく暑かったので、夜になってから買い物に出る時半袖を選びました。
やっぱりまだ早いなぁ、寒いなぁと、多分そういう詩です。

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