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2020年8月、女子高校生の自殺者数は増えているのか + 相談窓口情報

※「ティーン向けの相談窓口情報」を追記しました。

きっかけは、あるツイート

8月は、学生の自殺者数が増える傾向がある。
舞田敏彦氏によるツイートが信田さよ子氏にリツイートされていて気になった。

舞田氏のホームページではもう少し詳しく解説されていた。

ほんまか。心配である。でもちょっと2年分ではなんとも言えないので、元データを辿ってみた。

厚生労働省の統計資料をチェック

厚生労働省「地域における自殺の基礎資料」のA1-4表(全国・自殺日)から、職業別の自殺者数がわかる。この表の8月暫定値を、5年分遡ってみる。舞田氏、できれば表番号も明記して欲しい。ファクトチェックしにくい。

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とりあえず自分用に、iPhone のメモ帳で作ったのをスクショしたので見にくいが…(noteで表をそのまま貼り付けられるのかが分からない)

5年分比較したところ、確かに2020年8月の女子高校生の自殺者数は、増えていると言える。跳ね上がっているとすら言えるだろう。

考えられる理由、可能性は

この原因について舞田氏は、以下のように言及している。

“はて,どういうことか。このデータをツイッターで流したところ,家庭内での性暴力被害があるのではないか,という声が多数でした。巣ごもり生活の中,家族や交際相手からの被害を受けてしまう。親密な間柄なので,被害を訴えにくい。女子高生の妊娠相談が増えているというのは,ニュースでも報じられたところです。“ ー データえっせい 2020年9月22日

バスカフェなどで少女たちを支援する、Colaboでも相談が急増しているという。「ステイホーム」のかけ声のもと、様々な事情で「ホーム」が居場所として機能していないと、本当に居場所がなくなってしまう。そういった苦境に立たされた少女たちを取り込むような犯罪が増加していないか、心配だ。

女子高校生ほどではないにしろ、男子高校生、男子大学生、女子大学生も結構増えている。大学の後期始業は9月末〜10月なので、大学生は来月も増える可能性がないかも心配である。

ティーン向けの相談窓口情報

相談窓口としては、よりそいホットラインやいのちの電話、市町村や都道府県など様々な窓口がありますが、特に子どもに開かれた相談窓口をご紹介します。以下の文部科学省のページにまとめられています。

24時間子どもSOSダイヤルやチャイルドラインのほか、法務局や警察署、児童相談所、教育委員会など様々な窓口があります。
チャイルドラインは、私が以前相談員研修を受けたときには、性の悩みへの対応もしっかりとしていたように思います。

2020年10月1日からは #8891 の全国共通短縮ダイヤルで、性犯罪・性暴力にあってしまった際の相談窓口「ワンストップ支援センター」につながるようになります。(9月30日までは下記の各都道府県窓口にお願いします。)

短縮ダイヤルは、お住まいの地域の支援に素早くつなげるために、携帯電話からだと郵便番号等のダイヤル入力を求められることがありますのでビックリされるかもしれません。最初は自動音声ナビで、地域の相談窓口につなぐ仕組みになっています。

また、全国に「にんしんSOS」という相談窓口もあります。思いがけない妊娠等について相談することができます。

上記は主に電話での相談ですが、ハードル高いですよね。そんな方には、SNSでの相談窓口もあります。厚生労働省のページにまとめられています。
SNS相談はまだまだ窓口が少ないため、すぐに返事が返ってこないこともあります。。。ちょっと気長にやりとりする気持ちを持ってくださると。中の人ではないんですが、なんかすみません。


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