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雷様はなぜヘソなんか食べるのか?

「ヘソなんか数人分集めても、小鉢にしかならんのに…」
私は子供の頃ずっとそう思って、疑問だった。
雷さんが子供の臍を食べるという話である。

絵面の残酷さを除けば、どう考えても、子供を捕まえたら他に食べるところがいくらでもありそうなものなのに、なんでよりによって佃煮にしかならなさそうなオヘソって…。

実はこれには意味がある。

当研究所でも雷がゴロゴロした翌日からギックリ腰の患者さんが増える。
おそらくは気温と気圧の急激な低下によって(メカニズム中略)いろんな身体の反応が起こりぎっくり腰になってしまう方が急増するのであろう。

夕立といわれる豪雨とともに雷がなり、昼間の暑さに水を打ったように、気圧と共に気温が急降下する。
空気は十分ひや〜としてくるのだが、身体はまだ昼間の暑さの余韻が残っていて、アイスやスイカなども食べながら、お腹を冷やしてしまう。

雷→冷え
と言う図式の中、
子供に
「お腹冷えたらダメだから、お腹出すな、服をちゃんと着なさい!」
と言ってもおそらく糠に釘。
しかし
「雷様がおへそ食べるから、おへそ取られないように隠しておきなさい」
と言うと、効果抜群なのは想像に容易い。

どう考えても、服で隠れているかどうかで鬼からヘソを守れるとは思わないのだが(笑)雷様ーヘソ…とは、子供を想う大人の素敵な嘘だったわけです。

つまり現代人の大人でも、雷がゴロゴロしている中、キンキンに冷えたビール、グラスに氷ガラガラ、クーラーで部屋キンキン、という状況でギックリ腰になりやすいので要注意ですよ。

昔の人が言っていたことは、かなり正しい。一見おとぎ話(鬼だのなんだの)のように思えても、意味を噛み砕くと真理を貫いていることがあるから、人の世は面白いですね!
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
MENSAジャパン会員
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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