やるなら考えてやろうよ!〜筋トレの適正回数の考え方
筋トレの方法論について考える
運動部の同僚やスポーツクラブの友人と一緒に、長時間ダラダラと筋トレをするぐらいなら、やらない方がいい。
長時間にわたる筋力トレーニングは、競技能力を低下させる・・・すなわち害になる。
正しいフォームでやる腕立て伏せは1セット10回で十分で、2セットもやれば、もう限界になるはずだ。
トレーニングにもいろいろ種類があるが、簡単に言えば、非日常的な姿位(足の裏以外がどこかに接触している状態)によるトレーニングの場合は「マックスの重量を」「短時間に」 というのが基本になる。
筋肉自慢のテレビ番組で腕立て伏せを、顎(あご)の下のスイッチでカウントしているようだが、あれでは首の動きのほうが大きくて、腕立て伏せとしては間違いだ。
軽い負荷ならベンチプレス だってなんだって、テレビ番組の腕立て伏せのように100回やることだって可能だろうが、正しいやり方をするとプロの格闘家でさえも正しい腕立て伏せでは 20回が限界だという。
非日常的な姿位のトレーニングにおいて、回数をたくさんできる ということは、やり方が間違っているということなのである。
詳細は割愛するが、よく言われる「持久系の筋肉(エアロビック=有酸素系)」と「瞬発系の筋肉(アネロビック=無酸素系)」の違いである。
詳しくは→やぎやま徒手医学研究所レポート「青少年のトレーニングマニュアル」
軽い負荷でダラダラとトレーニング・マシンを動かしていたり、間違ったフォームで回数ばかり多い腕立て伏せをやるのであれば、筋力アップを望むアスリート にとってまるで意味がない。腕立て伏せの回数は1セット10回でよい。プロの格闘家でさえも正しい腕立て伏せのフォームでは20回が限界なのだから、もし も一般人が腕立て伏せを21回以上できたとしたら、間違いなく間違ったやり方をしている。
よく高校生の運動部の子が
『先生、今日は雨だったので腹筋を300回やってきました!』
と誇らしげに言ってくる。
思わず、バシッ・・・(殴ってないです、突っ込んでいるだけですw)
『アホか!』
筋トレと称する指導者の自己満足によって、身体が強くなるのをわざわざ阻害したいのか・・・。
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!
(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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