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狂ってないし、乱れてない、疲れているんです〜体内のオートマティックシステムを知ろう②

自律神経失調症と言われ(診断され)まして…と聞くと、医療関係者はみんな「原因がわからないのに(とりあえず診断して)逃げたな…」と思うわけです。とりあえずでも診断がなければ健康保険が使えない、裏を返せば適当でも、とりあえずでも診断名さえつけば適用される健康保険制度ってなんだ?とも言える…あ、また話がそれた。

人の体には運動神経←聞いたことありますよね?、感覚神経←知覚神経とも言います、自律神経の3種類しかない。
どこWhereの、どの部位Whatが、いつ頃Whenから、どのようHowにこの症状につながっているのかWhy?がなければ、本来診断とは言えないのだが、自律神経なんていう(分類)広い範囲で失調している症状です、、、なんて言ったら「犯罪が起きました、犯人はまだ見つかっておりませんが、日本人の犯行のようなので、日本人は犯人です」と言っているのと一緒で、自律神経失調症という病名自体が全く論理的に成立していない。

あーまた話がそれていく…

さて何が言いたいかというと、寒暖差によって自律神経が乱れて…という表現について。
寒いと毛穴や汗腺が閉じ、暑いと開く。
自律神経というのは意識にない活動を全て司っているわけで、私たちが「寒い!汗腺閉じておこう!」とか「暑い!汗腺早く開かなきゃ!」とか思ったことがない、ということはこの汗腺の開閉は自律神経がおこなっているということ。
夏場ならずーと開きっぱなし、冬場ならずーと閉じっぱなしでいいのに、寒暖差の激しい今の時期は1日の中で「結んで開いて」をずーと繰り返しているようなもので自律神経の仕事量が多い。
それによって神経疲労を起こし、調節しにくくなった結果異常に冷えたり、異常にのぼせたりという不調が出るわけです。
オーバーワークで疲れているのに、自律神経が乱れて…って、一所懸命働いているモノに対して失礼な気がする。
私たちの意識外で活動するため分からないだけで、乱れている、狂っているのではありません!疲れているのです。
ちょっとした表現の違い…人の世は面白いですね!
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
MENSAジャパン会員
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
ご相談、治療のご予約はお電話かメールにて。

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