ほぼ4年落ち中古のXperiaを購入しました。
Xperia XZ1を買ってみました。この端末は2017年秋に発売されたものなので、ほぼ4年落ちの端末を購入したことになります。
au版のカラーはウォームシルバー、ソフマップ神戸ハーバーランド店の中古部門となるリコレで購入し価格は¥13,280でした。SIMロックは未解除だったのでネット経由で解除し(無料)楽天モバイル回線で運用しています。
私が現在使用している端末はiPhone 8 Plus(64GB)で、Android端末は大昔に購入したARROWS ef FJL21以来7年ぶりです。5S→8Plusと二台続けてiPhoneを使ってきましたがここで再度Andoridに戻ってきました。
こうしてiPhone(iOS)とAndroidを行ったり来たりする人は珍しいかもしれませんが、どうしてそのような選択をしたのか、また数あるAndroid端末のうちどうしてXperia XZ1を選んだのかを話したいと思います。
iPhoneがいつまで経ってもUSB-Cを搭載しない
これはもう全世界のiPhoneユーザー共通の悩みだと思います。
Appleは現在ほぼ全ての端末で独自規格であるLightningを採用しています。例外としてはiPad Pro(2018以降)/iPad Air4で、こちらはUSB-Cで接続します。
Lightningが初採用された2013年当時はまだUSB-Cが市場に出回る前で、裏表を気にせず刺せる点など強みはありました。(USB-Cも同様の仕様のためこのメリットも薄くなってしまいましたが)
Lightningの大きな欠点は耐久性に難があることです。根本の皮膜が裂けたApple純正ケーブルや、左側から数えて4番目の端子が黒く変色し接触不良を起こすような光景はiPhoneユーザーであれば見慣れたものだと思います。
近年ではUSB Power Delivery(USB PD)といった給電規格が設定され、バッテリーの急速充電が可能なだけではなくノートPC等への給電も可能になりました。
USB PDによる急速充電についてはAppleも重要視したようでiPhone 8から端末側の対応、iPhone 11では以下のケーブルが同梱されるようになりました。
・・・
このケーブルを見た瞬間にiPhoneから離れた人もいるはず。
ちなみに、iPad Proで初めてUSB-Cが採用されたのは2018年、iPhone 11が発売されたのは2019年です。iPadで希望を持たせられた翌年にこのケーブルを見せられたわけです。ブチギレ案件です。
そして2020年に発売されたiPhone 12でもUSB-Cは採用されませんでした。
それどころか新規格であるMagSafeが発表されたり、Lightningはしばらく廃止されないという話や次期iPhoneでは充電ポート自体がなくなるとかいう話さえ出てきてもうついていけません。
これがiPhone 8 Plusを離れてAndroid端末を買おうとした動機です。
iPadとの連携
ですが簡単にはiPhoneから離れられない理由があります。
それがiPad(Air4)との同期です。
私は普段自宅でiPad Air4を使用しています。
用途はもっぱらデレステ専用機で、デレステやその他音ゲーの為に購入したといっても過言ではありません。
2021年現在、ガチの音ゲー用途でタブレットを選ぼうとするとiPadシリーズしか選択肢はないかと思われます。
高性能なAndroidタブレットは絶滅状態であり、唯一候補に上がるGalaxy Tab S7は国内未発売かつ技適認証が取得されていないため惜しくも候補から外れます。またAndroidタブレットは音ズレの面でも不安が残ります。
iPadとiPhoneであれば同一アカウントへのログインが可能なため、外出先からでもログインボーナスを回収したり営業に出したり放置回しetc...が可能です。
この点についてはiPhoneも引き続き持ち続けること(二台持ち)で解決しました。Android/iOSの片方にしか提供されていないアプリもまだ存在しますし、万が一の故障の保険にもなるのでそういう観点からも二台持ちはアリかなと思っています。
いまXperia XZ1を選ぶ理由
ここまでiPhoneを離れる理由ばかりを挙げてきましたが、それでは何故数あるAndroid端末の中からXperia XZ1を選んだのでしょうか。
(と性能のバランス)
今回Xperia XZ1の購入価格は¥13,280でした。
似たような価格帯の現行モデルであればXiaomi Redmi 9T(Amazonで¥16,350)がありますが単純なCPU性能ではXperia XZ1の方が高性能です。
CPU性能で見れば3万円台のAQUOS sense4やRedmi Note 10 Pro、4万円台のPixel 4aとも対等な性能を誇ります。
このように、単純なCPU性能と価格だけ見ればコストパフォーマンスは非常に高いです。
Xperia XZ1を選ぶ際の欠点
そんなXperia XZ1にも明確な欠点があります。それがバッテリー容量です。
Xperia XZ1のバッテリー容量は2700mAhです。
これは現代のスマートフォンとして見ればかなり少ない方に入ります。
上で比較対象として挙げた端末全てに劣っており、Xiaomi Redmi 9Tに至っては6000mAhというとんでもないバッテリー容量を誇ります。
このあたりは要確認です。個人的には外出の機会が減ったこと、外出するにしても車内で充電可能なことから妥協できる範囲でした。
デザインが良い
ここからは人によって評価が変わりそうな点です。
Xperia XZ1のこの古き良き長方形デザインは個人的にはかなり好みです。
思えばこの辺りからスマートフォンの方向性が大きく変わったように感じます。端末の巨大化、本体背面やディスプレイの曲面化、有機ELディスプレイの採用や画面の切り欠き(ノッチ)、顔認証の採用やデュアルカメラなど...
その中でもXperia XZ1は最後の純粋なスマートフォンだったのかなぁと。
外装デザイン以外にもディスプレイ性能もいい感じです。
5.2インチディスプレイに1920x1080ドットなのでかなり解像度は高めで、色調も流石当時のフラグシップモデルというところで文句なしです。
イヤホンジャック、無くなった当時は衝撃でしたが今一度考えるとそこまで必要性がなくなった気がします。散歩用にはBluetoothイヤホンを使うようになったので。まぁあるのと無いのとで言えばもちろんある方がいいです。
microSDカードでストレージを拡張できるのは良い点ですが、ぶっちゃけ64GBあればそれで十分かなぁという気もします。写真の類をクラウドに保管するようになったのが大きいです。
ゲーム性能について
ゲームについては前述の通りiPad Air4があるため重視しませんでしたが、少し気になるところがあったので試してみました。
というのもデレステの親指勢トッププレイヤーである8eeさんが使用されている端末がXperia XZということで操作感を試してみたかったのです。
8eeさんがiPhone系の端末を使用しない理由が『タップ音の正確さ』にあります。これに関しては普段使用しているiPad Air4と比較しても圧倒的にXperiaの方が正確でした。
具体的には同時押しのSEが1つに集約されてしまう問題がXperiaでは一切発生しません。最新型のA14チップを搭載しているAir4でもこの問題は発生するので恐らくOS固有の問題だと思われます。となるとなおさらGalaxy Tab S7が国内販売されないのが悔やまれます。
ゲームプレイ的にはあまり重要ではないですが、3DリッチMVの再生もある程度はできました。流石に3Dリッチ+ライブは無理がある感じだったので、そういう使い方を考えているなら素直に最新機種を購入した方が良いです。
まとめ
iPhone 8 Plusから約4年ぶりにスマートフォンを購入しましたがまさかAndroidへの出戻り、そして中古端末を購入することになるとは思いませんでした。
実はXperia、現在使用しているiPhone 8 Plusの購入時にかなり悩みました。当時は大画面への憧れとiPadとの連携を優先したので購入には至りませんでしたが、こうして長い時を経て手にすることができて嬉しく思います。
暫くはiPhoneとXperiaの二台持ち、かつiPadもAir4と無印6の二台があるので特にケーブル周りは相変わらず大変な状況ですが、ここはうまく使い分けていきたいと思います。
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