
リバーサイド・ストーリー
鉄の扉を開けたら
そこはもうリバーサイド・シティー
赤い廻し扉を右に130°切って
ギギギと希望が放たれる
桃色珊瑚とターコイズブルーの空
人々の空間は圧縮されていない
自然とくたびれた透き通る瞳で
時計の針に目をやる
市街地をズンズン進む
人々の心にはワンクッションのゆとり
バスが通る 街の大通りを
誇らしげに右に左に巡回
変に気負わず 不必要に惑わされず
人々はバス・ストップで
少しだけ肩の荷を下ろしつつ
ドライバーにほにゃららスマイル
時が高らかにバウンス
信号はぶれることなく
スタート-チェンジ-ストップ
人の思いがこの街を生かす
人の思いが交差し
エネルギーの渦となる
すべてを知ろうとしない
それは恐怖からではなく
人類の健全なユーモア
楽しいという感情は
あなたにとってどこから?
僕は苦しみの中にも
そいつを見いだせたりするよ
いつもじゃないけどね
鉄の扉を開けたら
そこはもうリバーサイド・シティー
赤い廻し扉を右に130°切って
ギギギと希望が放たれる
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