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屋根外壁のクラック危険度につい


1、はじめに

初めまして。タイヨー工房の日向(hinata)です。
現役の塗装職人!!
 
このページ訪問ありがとうございます!
 
今回は、クラックについてです。

2、クラックって何?

クラック=ひび割れのことです!! 

ひび割れが起こりやすい原因 3点
・塗装のみが劣化している場合
・乾燥によって外壁材や屋根材の縮みの場合
・地震などの衝撃によって起こる場合

ひび割れの幅や深さで、危険度も変わります。
深刻かどうかをしっかり確かめましょう!

クラックの深刻チェック度見ていきましょう”(👍🏻> ·̫ < )👍🏻🌟

3、クラック の幅が、0,3mm以下

髪の毛のように細かく見えるクラック=ヘアークラック

ヘアークラックは、塗装が劣化しているクラックのことです。

放置すれば、塗装はどんどん剥がれてしまう可能性はあります。 

このヘアークラックが現れたら、塗装の塗り替えサインです。

緊急性はそれほど高くありません!!
 

4、幅が、0.3〜1mm 深さが、4~5mmくらい

深さがあるクラック=構造クラック

幅が1mm以下の目立たないクラックでも、
深さあるあるクラック(ひび割れ)のことを「構造クラック」と言います。

この深さがあるクラックは、
外壁や屋根内部が歪んでいるサインかもしれません。

外壁や屋根から、雨漏れが起きる原因も考えられます。
また、シロアリも侵入しやすくなっている深さのため、
補修が必要です。

補修については、ホームセンターなどでも売っている
シリコンなどで補修ができることもあります。

ご自身でも補修可能ですが、高い場所、屋根、クラックが肉眼で見えない場合もありますので、業者に点検してもらい、補修をしてもらうことをお勧めします。


幅が1mm以上あり、段差がある

このクラックも「構造クラック」ですが、
クラックの状態は、深刻な状態です。

なぜなら、1mm以上のクラックは、水が外壁内部、屋根内部に
浸透している可能性が大きからです。

DIY補修は、クラック補修の知識と経験がある方のみ行なってください。
一般的には、この深さ以上は、業者に依頼をしてください。
内部の状態を確認し、補修が必要な状態です😂

幅が3mm以上 

3mm以上のクラックは、深さもそれなりにあります!
ここまで大きいクラックになりますと、
雨が降るたびに、雨漏りしてる状態です。

また、耐震性も弱くなっているので、かなり緊急性があります。

雨漏りの状態を放っておかず、業者に点検と補修を依頼してください。

まとめ

クラックを侮(あなど)ってはいけません。

1つのクラックでも、その大きさや深さによって、
お家への影響は大きいことわかってほしいです。

1番怖い言葉は、「まだ大丈夫」

「まだ、大丈夫」は危険な言葉です。
よく言われますが。。。

大丈夫ではないことをクラックが教えてくれています!!
補修を早めに行なっている方もいます!!

お家を建てた、お家を大切にしているかは、プロは家を見ればわかります。
お家を持つことで、満足しないでほしいです。

お家も私たちと同じ生き物と思ってください!!

家も生きているんです。色々お金もかかります!
お金をなるべくかけたくないこのご時世!

それもわかりますが、お家が壊れたら困りません?

耐震性が高かったお家を買っても、点検や補修など手をかけることで
その耐震性は維持します!

あなたのお家をなるべく早い段階で、
あなたが傷んでるところに気づいてあげてください!!!

「まだ大丈夫」のうちに、補修や点検、塗り替えをお勧めします!!

余談

長いお時間ありがとう御座います(〃ω〃)
私はまだまだ、未熟な職人ですが、お家を守ることが私の仕事です。

塗装職人、クロス職人、左官職人などは、魅せる仕事です!!
私たちは一番目に見える場所を背負って仕事をします!!

細やかに、尚且つ家の状態をお伝えしています。

お家のことを知ってほしい、職人です!!

あなたのお家を守ることができるのは、あなたです!
あなたがお家を守ることで、お家は長く生きてくれます!!



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