ミミはこのごろとてもゆううつ。 学校に行くのが何だかゆううつ。 どうしてってことはない。 何故って言われてもはっきり言えない。 だから朝はいつもぐずぐずしている。 時にはちょっと頭が痛かったりお腹が痛くなったりするし。 でもお母さんは「熱なんてないんだからさっさと学校に行きなさい」ってミミの背中をぽーんと押して家から追いだす。 行ってしまうと何でもなかったりする。 でもみんなとうまくおしゃべりできなかったりする日は落ち込んだりもする。 下校時間に事件は起きた。靴がない。
この街は面白い。 まるでアジアの何処かの闇市場のようで。 いろんな人間匂がそこかしこに溢れ流れて。 声高に早口で客引きをする店。 直置きの野菜の前で、原色の民族衣装を身体に巻き付けたおばさん達が、高笑いしながら立ち話していたり。 街占いの幻者もどきの黒服の老人が、滔々と人の道を説いていたり。 赤や黄色や桃色にふちどった自家製の紙草子を並べた瓦版屋は、我こそがこの街の信号塔だと豪語して。 印度カレーとキムチとトムヤムクンとパッタイ とフォーとバインミー とナシゴレンと
何が正しくて何が間違いで何が正解で何が誤答で誰が正義で誰が悪で誰が優しくて誰が残酷で誰が美しくてだれが醜くて何が誰が何が誰が… 答えは(何が誰が)じゃなくてあんたの中にだけあるんじゃね?
残夏 から 終夏 へ 片足残して 微睡みの朝風に 秋の予感 振り向けば 夏蜉蝣
言葉嫌悪症の治りが悪い。 淡淡なパステルカラーな綺麗な言葉も、意味ありげで口当たりのいい言葉も、あんたの内情など(知らんがな)的な自己開示な随筆風作文も、理屈と本音が同時回転してるようなお利口さんな講釈文も、みーんな、ぜーんぶ、鬱っとおしい…。 なので色と音と文字に逃げる。 絵画でも創作でもヒット曲でもない。 ただの色と文字と音。 意味も意義も主張もなーんもない。 ただの色と文字と音をひたすら合わせて繋げて並べて。 遊ぶ
自分の文字を長々と並べることにも、有象無象の雑多な文字を追うことにも食傷気味。 自らの意図も思惑もない短文を、何の意思も思想も持たないAIに投げかけて、何ら表現意義を持たない絵を抽出して、それを繋げ、音を入れ、shorts movieにして遊ぶ。 ワタシだけの小宇宙をプカプカと浮かびながら、それを眺めてニヤニヤと微睡む休日。
AIアートと音楽と動画のコラボレーション 手遊びを楽しむ
セイギの味方と見られるモモタロウが、ワルモノだと思っているアカオニを、セイギの剣と言われている真空ペンで、セイギの鉄拳らしきものをボコボコ喰らわしていましたが、あまりにもやり過ぎてミイラとりがミイラになってしまい、いつしかセイギの味方と見られるモモタロウが、ワルモノだと思っていたアカオニと同じようなアオオニになってしまいました。 それを傍でみていたナカマらしきキジが 「モモタロさん、誰もこのアカオニがワルモノのアカオニだと知らないのに公開処刑するのは、ちょっとやり過ぎじゃね
失語症 A 言葉がさ 消えてなんにもないのよ 脳の中にね いつもはさ かたちなんかなくてもよ 1文字タップしたらさ あとは タップする文字が勝手に 言葉になってさ なんかかたちに なってたのよ それが1文字もタップできなくてさ できないっていうより 脳の中が 空っぽなんだわ。 誰のどんな言葉を見ても読んでも つまんなくてさ 読んだ先から言葉がね どんどんわたしの中で死んでいくのよ
楽しいひとり遊びはまだまだ続く。 さて…次は何に挑戦するかな。 なっちゃんめっちゃ可愛ええわ〜。🤩
日本列島不穏な空気が漂っているけど。 ハートフルな動画でこころ柔らかに…。
作詩 さち AI画像・動画作成 y.izumi 久しぶりのさちさんとのコラボレーション。相変わらずさちさんの言葉は映像と音楽にバエルわ…。エモイっしょ?笑。
で・・って? それだけだよ。 ところでお腹空いたな・・。 って言ってもあなたは何も答えるわけないんでしょ。 いつだってそうなんだから。 でも、あの時の料理はうまかったなあ。 真っ白い炊き立てご飯に、ほうれん草のごま汚し。 お箸を入れるとほわっと崩れるオムレツ。 厚揚げと白菜の薄味の煮物。 それとジャガイモと玉葱たっぷりの味噌汁。 あれは絶品だったね。 どこのフルコースにもかなわないくらい。 あなたは料理は嫌い・・っていつも言ってたから。少しびっくりしたんだ。 上手
文字を書けるのは人間だけで 文字だけで全てを知ろうとするから 文字を書いた張本人が 文字に踊らされたり 振り回されたり まるで 文字が極悪人みたいで 文字が悪いわけじゃないから 文字にタマシイを注入するのは あんたのココロだからね …で 今日は 暑中お見舞い致します
あなたは言葉などいらないひとだった。 言葉はいつでも、どこにでも、沢山溢れていたけれど。 一方的に届けられる新聞に挟み込まれた分厚い折り込みチラシみたいに。 どこかのモデルルームの広告の、人の息ずかいの聞こえない、綺麗なところだけ切り取った映像みたいに。 無造作に、無遠慮に、あたりまえのように、溢れて押し寄せていた。 けれどそれは、あなたとわたしの半径1メートル先のところで、いつでも止まって、そのまわりをぐるぐる回っているだけだった。 そこからわたしたちの中に侵入してくるこ
鼻は低め 目は細め 顔は丸め だから美顔アプリ使ってみた 女優みたいになったから lineであなたに送った 返信はたった一言 「キミは薔薇にはなれない」 傷つきながら眠りについて 目覚めた朝に届いた言葉 「タンポポはタンポポ」 Happy morning today…