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脱炭素アドバイザーが気になる【中編】#3

どうも、トシです。前回は表題の前編をリリースしたので、テンポよく中編に突入していきます!なぜなら、タイトルのとおり「気になる」のマインドでnoteをリリースして、資格勉強に着手したいからです。では早速、本題にいきまーす!


どうしたら脱炭素アドバイザーになれるのか

前回note(リンクはこちら)のとおり、脱炭素アドバイザーは「環境省がガイドラインに基づいて、脱炭素に関わる民間取得を認定する制度」です。つまり、環境省自身が試験を運営しているのではなく、環境省が民間の資格を認定しているのです(=国家資格ではありません)。ポンチ絵でみると下記のとおり(出展:環境省)

つまり、受験者は環境省との直接的な接点はなく、民間資格制度を介することになります。このため、万が一ですが、民間資格制度が事後的にガイドラインの要件を満たさない事象が起きた場合、その資格の合格者は「脱炭素アドバイザー」と名乗れない可能性があります
※詳細は脱炭素アドバイザーFAQページのこちらを参照

こうなると受験者としては「継続的に適切に運営が期待できる民間資格を選びたい」という心境になりますよね…

脱炭素アドバイザーの段位

「どのような民間資格があるのか」の話に移る前に、脱炭素アドバイザーの認定レベルをご紹介します。松竹梅のように3つあり、上から順に「脱炭素シニアアドバイザー」、「脱炭素アドバイザー アドバンスト」、「脱炭素アドバイザー ベーシック」とレベル分けされています

レベル分けされていると、「ベーシックから順々に取得しなければならないのか」と感じると思いますが、民間資格によって運用は異なります。つまり、「この業界に明るいので、ベーシックは飛ばしてアドバンストを取得する」もアリなのです!
▶私が各社の資格情報をざっと調べて、そうだと思ってる

一方で、全ての民間資格での共通点としては、「ベーシック」を除いた「アドバンスト」と「シニアアドバイザー」は資格取得前に、各社の研修を受講する必要があります。これは環境省のガイドラインで定められているためです
※ガイドラインはこちらを参照

本note投稿時点における認定資格一覧

受講者の関心事項である「どの民間資格を選ぶか」の話に突入しようと考えたのですが、全体感を捉える必要があるなと感じたので、次回の後編で触れたいと思います。現在認定を受けている資格は、次のとおりです。

アドバンスト

  • JCNAカーボンニュートラル・アドバイザー・アドバンスト 一般社団法人日本カーボンニュートラル協会

  • GX検定アドバンスト 株式会社スキルアップNeXt

ベーシック

  • サステナビリティ検定「サステナビリティ・オフィサー」 一般社団法人金融財政事情研究会

  • サステナブル経営サポート 株式会社経済法令研究会(銀行業務検定協会)

  • SDGs・ESG金融 株式会社銀行研修社(一般社団法人金融検定協会)

  • 炭素会計アドバイザー資格3級 一般社団法人炭素会計アドバイザー協会

  • GX検定ベーシック 株式会社スキルアップNeXt

認定資格の特徴

認定資格一覧を眺めると、次のような特徴があります。

  • 最上位のシニアアドバイザーは認定資格がまだない

  • ベーシック・アドバンスト共に認定資格となっているのはGX検定のみ

  • 環境省の認定資格に至ってないが、各社の民間資格においてベーシック以上に相当する段位制度がある(JCNAカーボンニュートラル・アドバイザー、炭素会計アドバイザー資格)

脱炭素アドバイザーは段位制度になっているので、せっかく取得を目指すなら、「シニアアドバイザーを見据えて、チャレンジしたい」と私は考えています。

そこで、次回noteの「数ある中で、どの民間資格を選ぶか」では、上記で挙げた3資格を比較検討していきたいと思います!

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