【キャリア】人に言われてリフレーミングなんてするな!
「ちょっと考え方を変えたら楽になりますよ」
そんなことを言われたことがある人っていませんか?
でも、よく考えてください。
苦悩するにはそれなりの経過があって苦悩してるはず。
あなたの人生はあなたにしか分からないんです。
それなのに同じ状況にもなったことが無いような幸せそうなカウンセラーが「ちょっと考え方を変えたら楽になるよ」なんて何で言えるんでしょうね?
実はこれには答えがある。
「めっちゃ大変そうに見えるから」
楽になって欲しいとは思っている気持ちはホント。
だけど、人生を理解した上でのアドバイスじゃない。
それを理解しておくと、言われた時少しは受け入れられるんじゃないかなと思ってます。
リフレーミングとは?
リフレーミングとは、捉え方を変えること。
例えば、コップに半分入った水を見た時に、「後半分しかない」と思うか、「まだ半分ある」と思うかの違いを意図して作り出そうとすること。
自分の考えかたやモノの見方を変えると、楽になるというのは当然ある。
でもそれは、その捉え方が自分を傷つけている時だけよ。
コップに水が半分入っていることだけは絶対に変わらないんだから、解釈なんて本来どうでもいいのよ。
もし、「後半分しかない」と焦りすぎて、自分を追い詰めてしまうなら捉え方を変えた方が楽。
「まだ半分ある」と楽観視しすぎるせいで失敗を繰り返すのであれば、捉え方を変えてみるのはあり。
捉え方を変えるというのは、”課題があるから”変えるのであって、こっちの方がいいよと押し付けるもんじゃないから。
捉え方・考え方を変えるようにアドバイスされたら?
純粋に、受け入れられるかどうかです。
嫌なら聞かなくて良いと思う。
課題になっていないなら、ほっとくのもありだと思う。
捉え方ってさ、ほんとに小さいころからのあなたの人生そのものだと思うから。
勝手に変えるのはもったいないと思うんよね。
私は、親に生むんじゃなかったと言われながら妹と比較されて来たからか、今も比べられるということが好きじゃない。
ちょっとしたことで、あいつのほうが優先されてる!なんて思ってイライラすることも正直何度もあったと思う。
でも、こういうことが言えるようになったのって、人に話してみて、信頼できるって思えるまでずいぶんかかって、その後やっとヒントを受け取れて、実際に捉え方を変えてみて、うまくいった!っていう成功体験があるからなんだよね。
嫌な体験でも、私の人生の一部なんだよね。
自分とは違う人生を歩んできた人には一切分からない複雑な思い。
それを共有できるほどの信頼が無いと、私には無理だったから。
おわりに
リフレーミングなんてしなくていい。
したいなって思ったときに、向き合ったらいい。
「捉え方を変えたらいいって言われたけどうまくできない」
そんな悩みを立て続けに聞いたので、記事にしてみました。
捉え方は、あなたの人生がはぐくんできたもの。
イイも悪いもないんです。
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