モーム短篇選 上巻・下巻の感想を書いたバイヤー猫
更新者前書き
ご無沙汰しております。
少し投稿の間隔が空いてしまい申し訳ございません。ワールドカップに熱中した結果仕事が疎かになり、若干のお叱りを食らっております。仕事がうまくいかず、ちょくちょくエラーも起こり、大変しんどい思いをしております。こんな時にはサクッとサウナでも行ってスッキリしたいものです。
サウナで思い出したのですが、近所のジムのサウナの民度がバラエティ豊かになっております。風呂に浮かぶ潜るは当たり前。30分以上踵やひじの角質を取り続ける人、ヒゲを剃り歯を磨き全身泡だらけにする人、ドライヤーで自分のパンツ乾かす人など、ほぼほぼ動物園になっております。
台風の日ジムのトレーニングスペース行ったら誰もいなかったのに、風呂場にはおっさんが詰まっていたこともありましたね。
初めはきついな~と思っておりましたが、えらいもんで慣れるもんですね。ハードな仕事もこんな感じでなれるのを期待しております。
そんなこんなでまたモームを読んだバイヤー猫。ハマっております。
どんな感想なのでしょうか。
モーム短篇選 上巻・下巻 行方昭夫 篇訳
サマセット・モームの100点以上に及ぶ短篇の中から厳選された18点からなる短篇選。
上巻6篇、下巻18篇の構成。以前読んだジゴロとジゴレットと重複が4点あった。
訳者が違っても大きな違いはないけれど雰囲気の違いが楽しめた。
訳の違いでおぉ、と思ったのが「ジェーン」。以下、抜粋。
新訳の方がちょっと無邪気さの中にあざとさがあるというか、ミセス・タワーに同情してしまった。
「物知り博士」は解説を読むことでより楽しめた。何を参考にして何を描こうとしていたのかというのを知って読むと登場人物の深みも増す。
「物知り博士」のケラーダ氏と「冬の船旅」のミス・リードは似ていると思う。そう思うとモームは女性にちょっと意地悪というか手厳しい。「ランチ」「五十女」の様に年月を経て再開した女性はだいたいふくよかになりすぎているし、讃えられる様な描かれ方もしない。揶揄されて皮肉な笑いのほうで描かれる。
「エドワード・バナードの転落」、「蟻とキリギリス」、「ロータス・イーター」に出てくる様な真面目一辺倒よりも人間の本能のままに自由奔放に生きる男にモームは優しい。モーム本人はそんな生き方をしていたわけではないようだから、そういう生き方に憧れがあったのかなと勝手に想像する。
モームの人を見る目が年齢とともに変化して、皮肉が柔らかくなっていくのも読んでいて面白い。きっとこんな人達が傍にいたはずと言えるくらい生き生きとした登場人物たちが魅力的だった。
短篇でとくに有名なのは「雨」と「赤毛」らしい。この短篇選には掲載されていないのでまたモーム、読みたい。
評価
バイヤー猫に評価を聞いてみたところ
評価は★★★★★
だそうです。
またも満点評価!
モーム良い!
とのことです。お気に入りの作家が見つかって何よりです。
更新者あとがき
モーム大お気に入りですね。私も本を読もうかと思っております。最近読書熱があまりなく、そもそもワールドカップに熱を全部持っていかれているので、日常生活がおろそかに…。
久々に更新して前書きを書くのも何だか楽しいものです。
間隔は空いてしまいましたが、また次回お待ち下さい!